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[126] 2013年7月「定例まちづくりひろば」のご案内 Date:2013-06-26 (Wed)
<通算180回目 Since 1999>  
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森川すいめいさんをお招きして共に考える、精神疾患・知的障害等を包摂できるまちづくり
     〜地域総体のサポート力のさらなる向上を願って〜

ゲスト・スピーカー:森川すいめいさん(精神科医)
            一陽会陽和病院地域支援室に精神科医として勤務。
            2003年にホームレス支援法人「TENOHASI(てのはし)」を立ち上げ、2008年にNPO
            法人化し、代表として東京・池袋で炊き出しや医療相談を行なう。
            2013年認定NPO法人世界の医療団理事就任。阪神大震災・東日本大震災・インド・
            アフリカ等での医療ボランティア経験も豊富。
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▼2013年月7月9日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
     大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 釜ヶ崎の各施設・団体・機関への新規相談来所者に目立つ特徴として近年指摘されていることの一つは、精神的な疾患や発達障害などなどを、程度の差こそあれ、持っている方々がめだつという点です。
したがって、それぞれの疾患や障害の特徴をよく知り、対応に習熟する必要があり、各施設や団体で事例検討会や研修などをやってはいます。
しかし、まちづくり団体としては、そうした個別の団体・施設関係者に限らず、地域全体がそのような新しい傾向に適応・習熟していくことを願っています。
なぜなら、まちづくり(による地域力アップ)とは、地域総体という「面」への働きかけだけでなく(⇒ちなみに、これは西成特区構想有識者座談会報告書も取り込んだ平成25年度大阪市予算による新たな動きが始まったところです)、加えて、そこで暮らす一人ひとりという「個」への働きかけの両面が、メダルの両面の関係のように、不可分だと私たちは考えるからです。
したがって、ここをケア現場の人々の相互理解とネットワークの強化(⇒ホットラインの形成)の場にしていただきたいというのが今回の趣旨です。

 それはともかく、正直、今回もよくこういう忙しい方を呼べたなというのが実感です。
数年前に森川先生たちによる「路上生活者の精神疾患に関する調査」(2008年、2009年の2回)の報告が報道され、精神疾患や知的障がいのある人の比率の高さ(6割強、3割強)が関係各方面に衝撃的なインパクトを与えました。その時以来、個人的にも森川さんに一度お話をうかがいたいと思っておりました。この「ひろば」の事実上の“企画部長”とも言える川浪剛師(浄土真宗大谷派)からの発案などもありました。しかし、実現せずにいました。
それがこのたび、釜ヶ崎にボランティアで通い始めた医療従事者の仲介で見事に実現したしだいです。
ありがとうございました。

 ○なお、お話いただく内容に関して森川さんからは以下のようなメールをいただいておりますので、よろしければ当ひろば事務局までご連絡ください。まとめてお伝えします。もちろん当日その場での質問も歓迎です。
【引用】

お話させていただく内容につきましては、よろしければ、詳細なリクエストをいただけましたら、そのように組み立てさせていただきます。特に、ケアの面で普段苦労していることについて教えていただけましたら幸いです。最近機会をいただいているものは次のようなのが多いです
 ・自死に関するもの(自死が最も少ない町の中で起こっていることの紹介や、死にたいと言われたときに考えておきたいこと)
 ・コミュニケーションに関するもの
 うつ病、アルコール、認知症など疾患や障がいに特化したケアの考え方(ケアスタッフか、当事者団体の方が呼んでくださいます)
 ・眠りのコツ 」

引用は以上

 森川先生はまだ30歳台とお若いですが、インドやアフリカでの多彩なボランティア経験もあり、旅の好きな方のようですので、「旅人意識と定住意識の絶妙な融合」の上に立つ昨今の釜ヶ崎としては、その辺の話も織り混ぜてご自分の形成史も語ってもらい、ざっくばらんな場にできればいいなと勝手に考えています。
 参加予約など要りません。お気軽に、お立ち寄りください。

[125] 2013年6月定例「まちづくりひろば」のご案内 Date:2013-05-27 (Mon)
<通算179回目 Since 1999>  
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「中間的就労」推進者呼び込みシリーズ第2弾
就労困難若者層でチームをつくり、いろいろな仕事を請け負い、働き続ける力を養う。そのリーダーと語り合う現在進行形的起業実践論。
もしも「就労チャレンジ屋台村」ができたら、こんなグループにもトライさせてみたい。

ゲスト・スピーカー:槇 邦彦(まき くにひこ)さん
            (一般社団法人 オシテルヤ代表理事/Reワーク・トゥギャザー事業部長)
            +その愉快な仲間たち
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▼2013年月6月11日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
     大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 新年度予算で生活支援戦略や西成特区構想が動き出す中で、西成・あいりん地域では中間的就労(社会的就労)を増やす行政的枠組みの拡大、それを地域全体で受けとめる新しいしくみづくりや主体(事業体)の形成等が今、ポイントです。
そこで、4月ひろばではヒントさがしとして、障がい者の就労支援に取り組む西塙(にしばね)美子さんに来ていただきました(参加者40人)。一般就労の場に中間就労の場を果敢に組み込む取り組みが目からウロコでした。
おもしろかったのは、その場に参加していた就労困難若年層支援団体とのコラボという、即興の「商談」に発展したことでした。「おたく(障がい者就労支援団体)は納入する製品の運搬方法に困っているんですか?それなら、その仕事部分をうちの団体(メンバー)にさせてください。こちらには“運転ならできる”という人たちがいます」「へぇ〜。それなら助かります。いっしょにやりましょか」と。
そのときの若者就労支援団体の代表理事が今回お呼びする槇邦彦さんです。
今は20人前後のニートが集まり、さまざまな仕事の請け負いを行なっているそうです。イベント手伝い・ポスティング・郵便物の発送作業・検品作業・いか焼き露天商等々。「ニート引っ越しセンター」というのもあるそうな。
社団法人名の「オシテルヤ」というのは万葉集の「あまねく照らす」が起源で、つまり「誰が来てもいいよ」というメッセージとか。1969年生まれの槇さんご本人は社会科(歴史)の教員経験等があり、ロック・ミュージシャンでもありと、硬軟混ざったユニークなキャラのお方ではあるようです。
「オウム真理教信者と間違われてやたら職務質問を受ける時期があった」とか・・・。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/121122/20121122028.html

わが釜ヶ崎では、やって来る生活保護手前の若年型新貧困層だけでなく、多数派を占める単身高齢労働者向けの中間的就労の場をどう獲得していくか、増やしていくかも切迫した課題です。
それも含めて、今はそれらを実行する主体(事業体)をどう増やすか、起動するプレーヤーをどうこの地域に呼び込むか、今回もそこをさぐっていければといいなと願っています。
西成特区構想有識者座談会で提案された「国際屋台村」の中に、生活保護手前の若者向けの「就労チャレンジ枠」も設けるとしたら、今回ゲストのようなグループを入れてみたらどうなるか、今から楽しみだなと、筆者などは思います。
 参加予約など要りません。お気軽に、お立ち寄りください。
 
 ※5月ひろばのゲスト・スピーカーは臣永正廣さん(元フリーライター、現・西成区長)でした。ここでも大阪市緊急公募の「あいりん地域単身高齢者の社会的つながり事業」実施に関するやりとりも含めて、濃淡の差はあれ、中間的就労(社会的就労)というものの必要性やアイデアがいくつも語られました。参加者50名と盛況。

 ※7月9日(火)の「まちづくりひろば」は東京から、ホームレス支援等に関わる精神科医師の森川すいめいさんがゲスト・スピーカーです。

[124] 2013年5月定例「まちづくりひろば」のご案内 Date:2013-04-27 (Sat)
<通算178回目 Since 1999>  
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ズバリ、この人と語り合ってみよう。
  

ゲスト・スピーカー:臣永正廣(とみなが・まさひろ)さん
            (元・フリーライター、縁あって現・大阪市西成区長)
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▼2013年月5月14日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
     大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 臣永さんは初の公募区長として就任後1年近くになられます。どんな人なのか、西成区では当初誰もが疑心暗鬼、あるいは固唾(かたず)を飲んだことと思います。
西成特区構想有識者座談会から8分野56項目の提言を受けた後、区内各地でご自分の発案で「区長と語るタウン・ミーティング」を連続開催したりして、「なにはともあれ、区長をはじめ区役所の幹部が直接顔を見せて住民要望を聞き、肉声で語り合えたことはそれ自体とてもよかった」という感想などが聞こえています。
最近は、子どもの里の夜回りにも何回か参加されています。区幹部も連れて。
このあたりは元フリーライターというキャリアならではの現場主義とフットワークの軽さだろうと感じます。
ちなみに、当まちづくりひろばにも「通りすがりの元フリーライターです」という自己紹介のうえで、何度か出席され、講師の話や参加者同士のバラエティに富んだやりとりに耳を傾けておられます。
そこで、「それなら、正式にゲスト・スピーカーとして前に座ってもらい、半分私人として、縦横に語ってもらおうじゃないか」ということになったしだいです。
ご存知のように、当ひろばは「どのような肩書の方が来ても、その意見は少なくともこの会場では所属組織を背負ったものではないこと。個人としての率直な意見も交えて、自由なやりとりをすることで、最新の情報やまちづくりへのアイデアを得ていく、プラットホームのような、サロンのような場」というコンセプトとルールで運営され、実際にそのように機能しています。
ですから、臣永さんには、もちろん区長としての公式の側面はついて来ざるをえませんが、個人的感想もたくさん入れながら、さまざまなことをなるべく自由闊達に語ってもらおうと思います。
もちろん、参加者からの率直な質問や提案などもできます。
そうやって、結果として「区役所と地域住民の距離を縮めること。顔の見える関係を促進すること」ができれば、今後のまちづくりへの基盤づくりになるわけですから、今回のひろばの目的達成ということになります。

 臣永さんに語ってもらおうと主催者として考えているのは、たとえば次のようなことです。
○区長発案であたためておられると聞く3つのアイデア(以下、すべて筆者の勝手なネーミングですので悪しからず)
⇒@リサイクル自転車を西成区周辺で貸し出して市民全体で共用する「西成サイクル・シェア事業」 
Aあいりん地域で、労働者たちで育てて・日々育っていくのが見える、「LED活用野菜工場・小さな実験室篇」(企業からの寄贈品を使う) Bレンタルデジカメ・コミュニティアート・プロジェクト。デジカメ貸し出しで労働者側が街を撮る側に廻り、本格的な額装や展示会をする。希望者はプロからの技術指導も受けられる(これも、一流のアーチストの協力や企業からの寄贈品を使う)。
○ここまでなら話せる特区構想進展状況
○徳島での町長経験と現在の比較
○区長応募の後、あいりん地域や西成へ来てみて、実際に廻ってみて、思ったさまざまなこと。発見したこと、意外なこと、予想どおりのこと。
○西成やあいりん地域でのまちづくりへの現在の思い。現在のさまざまな困難。人々にお願いしたいこと。
○以上の提案とは関係なく、ほんとうにご自分が語りたいこと。これが一番重要かも。
○その他、その他
(これだけしゃべるにはいったい何時間かかるんでしょうね・・・)

ということで、参加予約など要りません。お気軽に、ほんとうにお気軽に、お立ち寄りください。

[123] 2013年4月定例「まちづくりひろば」のご案内 Date:2013-03-31 (Sun)
<通算177回目 Since 1999>  
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「中間就労」を西成でどう広げるか。障がい者支援の最前線での実例を聞きながら、仕事創出の新たな枠組みづくりをさぐる夕べ

ゲスト・スピーカー:西塙美子(にしばね・よしこ)さん
            (おおさか元気ネットワーク)
           
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▼2013年月4月9日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 季節は春。今、時代のキーワードの一つである「中間就労」(中間労働市場)の創出をめぐって、何か「風」を感じての設定です。
「風」とは――
○一般企業(一般労働市場)においても(おいてさえ、と言うべき)、障がい者雇用率の引き上げなど量的な拡大だけでなく、質的にも、この際精神障がい者にまで枠を広げて就労機会が広がるように、雇用支援策が変わりそうです。
○厚労省「生活支援戦略」(政権交代後は呼び方を変えて、支援体系)においても、 増大する新貧困層が生活保護にまでいかなくてもすむように、その手前のところで先ず「中間就労」の場をつくり出すという政策を国が打ちだしました。そのため、全国で「中間就労事業所および就労準備支援事業所」の整備をしていく方向性であるようです(→先月の「3月ひろば」で奥田知志・ホームレス支援全国ネット代表理事を招いて勉強会と議論をしました)
○大阪市ゴミ収集事業がまもなく民営化されるプロセスに入ること。この分野はまさしく「雇用産業」と言われるのに、これまで職員(公務員)しか関われなかった。(東大阪市のいくつかの環境事業所などは補完的にあいりん地域高齢労働者を、西成労働福祉センター等を仲介役にして、今も日々雇用しています)
大阪市でもこれを機に、地域課題解決型を兼ねたなんらかの工夫をすることによって、さまざまな種類の「中間就労」をくっつけられる(内部に取り込める)可能性があります。

○それらの「風」を感じてか、3月の仮称萩之茶屋まちづくり拡大会議でも、釜ヶ崎地域における仕事づくりについての議論に変化が現れています。「ダブル・エンジン論」というのが議論されました。
一つは、「高齢者特別清掃事業(特掃)」型を、まちづくりの発想でそのメニューを広げることにより、高齢労働者や障がい者の雇用機会を増やす道。
もう一つは、リサイクル関連産業等を中心とした一般労働市場での中間就労の拡大の道です。
そうした模索の中から、調査等の小さなところから始める地元発の事業主体の登場が期待されます。

 今回のゲストの西塙さんたちの支援対象は障がい者であり、ここで言う「中間就労」(これまでのホームレス支援の世界では「半就労・半福祉」とか「社会的就労」などの言い方をされてきたもの)とは少し違うのですが、「一般就労ではない働き方」という点では共通していますし、学ぶべきものがたくさんあるように思います。
西塙さんは、企業と障がい者事業所をつなぎ、新しい仕事づくりや働く場づくりを実践している人です。
例えば、事業所の中で行う下請け作業だけでなく、多様な就労の場の確保や一般就労を目指すプロセスとして企業と連携し、事業所職員と障がいのある方がユニットを組み、企業から請け負った仕事をその方の状況に合わせて企業の中で行う方法もあるそうです。
このような働き方を通して、当事者の適性を検討する時間や、企業側も受け入れ態勢を整える時間をつくり、お互いに一般就労への階段を上がっていくそうです。
この背景には、障がい者法定雇用率の引き上げだけでなく、「人材を確保したい」という中小企業の動機と、雇用関係を結んでしまってからトラブルになるとハイリスクになるという企業側の葛藤があり、そのような課題解決のひとつになっているそうです。「そういうさまざまな実践例を話すことでみなさんのお役にたてるなら」と、引き受けてくださいました。
 併せて、障がい者事業所の福祉就労についての現状などの話もしてもらえる予定です。
 ただお話してもらうだけでなく、実はこれを機会に当地域に実践者として関わり、貴重な地域資源、人的資源になってもらおうとの期待もあります。西成特区構想有識者座談会でも社会的起業がテーマのときにゲスト・スピーカーとして来ていただきました。
 参加予約などは要りません。お気軽にお立ち寄りください。

【西塙美子さんのプロフィール】
平成16年、大阪府総合福祉協会にて、大阪府高齢者就労的生きがいづくり支援事業(愛称:生きがいワーカーズ)専任相談員として、府内の高齢者を対象に、地域社会の福祉的課題を担い解決するグループの立ち上げ支援を行う。大阪府の事業終了後、堺市にて、堺市高齢者就労的生きがいづくり活動実施支援業務のスーパーバイザーとして活動。同時に、平成20年より、福祉事業所で働く障がい者の工賃水準を引き上げる環境を整え、一般雇用への移行の準備をすすめるための支援事業の統括マネージャーを務める。

[122] 2013年3月まちづくりひろばのご案内 Date:2013-02-25 (Mon)
<通算176回目 Since 1999>  
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厚労省の「生活支援戦略」最終報告書の読み方、釜ヶ崎への活用のしかたを語り合う夕べ
                〜厚労省特別部会の奥田知志委員をお招きして〜

ゲスト・スピーカー:奥田知志さん
            (NPO法人ホームレス支援全国ネット代表理事/北九州ホームレス支援機構理事長)
           
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▼2013年月3月12日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 その前にまず出てくる感想は、「(九州、東京、仙台等々での活動を軸に)講演で全国を飛び回る奥田さんをよく呼べたなあ」ということではないでしょうか。
そのとおりです。若き日の活動の原点が釜ヶ崎にあるご様子なので、格別のご協力だと思われ、主催者としては心から感謝しています。
そして、それにふさわしい実践的で骨太のやりとりをできれば、「ひろば」設定者としては本望です。
 問題山積の当地はサポート現場をどこよりもたくさん抱え、西成特区構想の中の地元提案項目等々を今後5年間にどのようにして実現させていくかという課題を抱えていますから、それへの追い風にできる、いやしなければと願っての設定です。どこをどのように活用できるか、各論にまで踏み込めればベストです。
なお、生活保護基準引き下げ反対の動きを強めることは重要ですが、それとこの企画は別次元のものです。ご了承ください。
 参加予約などは要りません。お気軽にお立ち寄りください。

 <補足>
聞き慣れていない方にいわゆる「生活支援戦略」について私なりに説明しておきます(間違っていたら、ごめんなさいです)。予習も兼ねて。
生活保護受給者増加の問題はいろいろと議論されさまざまな対応がなされてきていますが、確実に増えている生活保護手前、ホームレス状況手前の就労困難層(新貧困層)についてはまだまだです。これを放置すると国の土台を揺るがしかねない深刻な事態必至です。そこで、この新貧困層に焦点を当てて、国をあげた支援を体系的・戦略的に取り組んでいこうという、国の大きな方針のことです。先月の1月25日付で最終報告書が発表されました。

奥田さんは、その最終報告書が経済的貧困化だけでなく、関係性の貧困化(孤立)の克服課題もきちんととらえていることを評価されています。
私がざっと読んだ範囲では、@「個別的・継続的・包括的支援」(伴走型のパーソナル・サポート事業)をどう引き継ぎ展開するか、A多くのケースにとって主要な「出口」である「中間労働市場」(中間就労)をどのようにしてつくっていくか(これが国の方針として本格的にとりあげられる意義は大きいと私は思う)。そこから一般労働市場(一般就労)へどうつなげていくか。Bそれらを国・自治体・民間(支援団体等)・地域社会がそれぞれに、特に自治体が、どういうふうに支援をしていくか(その基本的考え方・方法論・体制・中身・財源等)もこの特別部会で議論されているようです。
奥田さんによると、今後は
@ 総合相談支援センター
A 中間就労事業所および就労準備支援事業所
B 家計再建支援事業所
C 子ども若者対応事業所
これらが各地(生活保護事務所単位)で整備されることになるそうです。
2013年度以後、パイロット事業が始まるとも聞いています。
また、「生活保護に関しては、この部会は基準部会ではありませんので、話題の保護基準の引き下げ等は言及されていません。ですが、種々運用は厳しくなることは明白です」とも語っておられます。
当地域に関わるさまざまな方々(生保当事者や支援団体、ボランティア、地域住民、行政関係者、研究者等々)が幅広く参加されますよう、呼びかけます。

→最終報告書は厚労省のホームページにありますので、斜めにでも読んできていただければ議論は深まるでしょう。
 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002tpzu.html

[121] 2013年1月「定例まちづくりひろば」のご案内 Date:2012-12-26 (Wed)
<通算175回目 Since 1999>   
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『エリア・マネージメント協議会』って何?
西成特区構想に採り入れられた地元からの諸提案(8分野56項目)を実現させるうえでカギとなるこの概念のそもそも論から学び、その『西成版』のあり方を問う新春学習会。

ゲスト・スピーカー:寺川政司さん(近畿大学建築学部准教授、CASEまちづくり研究所代表)
            専門分野:地域マネジメント、ハウジング、まちづくり、地域・都市計画、居住福祉等
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▼2013年月1月8日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
西成特区構想有識者座談会報告書が、一部の人々(?)が予測したであろうスラム・クリアランス型とは正反対の、地元提案型の数々になっていることは区役所のホームページなどできちんと読んでもらえばご理解いただけると思います。「あの橋下市長のかけ声で始まったことだから、どうせ・・」と決めつけられるほど昨今の世の中は単純ではありません。
そして、すでにこれら8分野56項目を今後の5年間プロジェクトの初年度である2013年度にどれだけ具体的に前進させられるか、その攻防が始まっています。
すでに2013年度には予算化されつつあるもの、各部局の調整を待たねばならないもの、いろいろあるようです。どれもこれも簡単にはいきません。その実現のためには、閉じられた役所の中での議論まかせにせず、地元の人々による引き続く監視や市民世論のさらなる盛り上がりが不可欠である提案項目も少なくありません。
そのためにも「エリア・マネージメント協議会」というのを立ち上げ(本体と個別課題ごとの分科会の両方が考えられる)、そこで調査や協議をし、具体化を促進し、運営していく方式が提唱されています。この協議会は「専門家・有識者・地元住民・関係者・民間事業者・行政機関等から成る」ことが考えられます。
そうして、そこがどのように活発な運営をするか(=施策の実現につながる議論のたたき台となるさまざまな選択肢を提示できるか)に成否がかかっているとも言えます。

【「協議会」で扱うと思われる提案項目】
シェルターの建て替えと居場所づくり、あいりん総合センターの建て替えとその周辺の地域資源の再配置、あいりん地域トータルケア・ネットワークの創設、3校統合に伴う通学路の確保、西成区内未利用地の活用法(子育て世代向けの住宅や施設の誘導、コミュニティ菜園づくり等)、新今宮駅周辺への大学分校(学部・大学院)・留学生会館・大規模屋台村・長距離バスセンター・国際観光拠点などの誘致とか、さらなる促進などなどです。
アートの活用や西成アーカイブ・ネットの確立、西成イメージアップ戦略の拡大などもそうなるようです。

 このように「エリア・マネジメント協議会」とは地域社会を基盤とする諸プロジェクトの推進・管理・運営の新しい形態とも言えるのでしょうか。
実は、これは国土交通省が近年打ち出している概念の協議体なのですが、その重要性にも関わらず、一般にはまだまだなじみがありません。協議会の性格・目的・構成・運営方法・全国での実例などに関する認識が共有されていないのが実情です。そのことが西成区での前進への妨げになるようではよくありません。
そのために、まずはどなた様も学習を!です。
なお、基礎的概念についてはここをクリックしても、書かれてあります。
http://tochi.mlit.go.jp/tocsei/areamanagement/web_contents/shien/index_01.html

 この手法を特区構想有識者座談会の中で提唱された寺川政司さん(同委員でもある)に、そもそも論から解説してもらい、全国の実例も知っていこうというものです。
 参加予約などは要りません。お気軽にお立ち寄りください。

[120] 2012年12月定例「まちづくりひろば」のご案内  Date:2012-11-29 (Thu)
<通算174回目 Since 1999> *173回目は11/3実施の「歴史街道歩き・竹内街道篇」  
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一人ひとりへの伴走型総合支援体制は今どこまで進んだか。その成果と課題。大阪のパーソナル・サポート・サービス(PS)の実情を聞く夕べ。
 〜「あいりん地域トータルケア・システム」の具体化へ向けて、各地の経験摂取の場ともしたい〜

ゲスト・スピーカー:船岡敏和さん(大阪府商工労働部雇用推進室雇用労働支援グループ 課長補佐)
          西岡正次さん(豊中市市民協働部理事、豊中市パーソナル・サポート・センター長)
白水崇真子さん(豊中市パーソナル・サポート・センター ゼネラルマネージャー)
          沖野充彦さん(会場から。NPO法人釜ヶ崎支援機構 事務局長)
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▼2012年月12月11日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 Fax:06-6641-0297(ありむら宛てと明記)
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 調整で発信がまたしても遅れました。毎月ほんとにすみません。
久しぶりのケア系のテーマです。
現在の日本列島にあるさまざまな種類のケア・支援現場を横断するキーワードの一つは、「(一人ひとりへの)総合支援」かと思います。
個人的記憶ではホームレス支援の全国的試みの中で、00年代半ばから登場してきた考え方あるいは方法論だと認識しています。自然発生的に私個人もその必要性を痛感し始め、07年には自分の職場で提案したことを記憶しています。
そして、その方法論のまとまった展開が「伴走型のパーソナル・サポート・サービス事業」(PS)であり、これを国・自治体・各種支援団体等がさまざまな協働をしながら、推進しています。
釜ヶ崎では支援機構が実施しています。
そこには多くの教訓が出てきていると思われます。
これを今回とりあげるもう一つの理由は、西成特区構想有識者座談会で提案した「あいりん地域トータルケア・システム」の具体化にあたって参考としたい意図もあります。
「あいりん地域総合受付窓口」や「地域ネットワークによるトータル・ケア」をいかに整備していくか、日本列島総釜ヶ崎化の中でその外延部にある貴重な経験(連携のしくみづくりと支援の実質の両面)をシェアしましょう。
総選挙の真っ最中ですが、これもまた安心・安全の社会づくりへの基盤整備です。選挙だけ、政治だけでは社会は変わりません。自分たちも新しいしくみづくりに参画しないと。
 参加予約などは要りません。お気軽にお立ち寄りください。

[119] 2012年11月定例「まちづくりひろば」のご案内  Date:2012-10-31 (Wed)
<通算172回目 Since 1999>   
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この際、これからの「釜ヶ崎・西成とメディアの関係」のあり方も根本から考え直そう。
 〜6月開始の「マスコミ関係者向け釜ヶ崎研修講座」の経験報告(すでに延べ40人超が受講)も加えて〜

ゲスト・スピーカー:<新聞>全国紙の現役記者+<テレビ>放送局の現役ディレクター
          +ありむら潜:マスコミ向け研修講座の報告
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▼2012年月11月13日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 Fax:06-6641-0297(ありむら宛てと明記)
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要


■趣旨(状況認識と企画意図)
  大阪市24区の中で犯罪発生件数が一番多い区は?⇒多くの人々の答は「そりゃあ、ダントツで西成区でしょう」。いいえ。実際の西成区の発生件数はどの犯罪項目でも5〜6位程度にすぎないのです。これが、今回の西成特区構想有識者座談会での議論の中で明らかになったことの一つです(逆暴露とでもいいたい)。このことは何を意味するでしょうか。今回の企画はここが出発点です。
 マス・メディアと釜ヶ崎は長きに渡ってさまざまな「摩擦」が続いてきました(事例は当日報告するので、省略)。にもかかわらず、マス・メディア側はその問題意識を感じず(感じる継続的主体もない状況かも)、釜ヶ崎側が一方的に不満を感じる、被害を感じる(実際に受ける)という一方的関係でした。人々の対策としては「取材拒否」しかありませんでした。
 その結果、ただでさえ人事異動で入れ替わり立ち替わり取材にやって来る不慣れな記者たちですから、ますます深みのある報道はされないしくみになっています。
例えば、ある一つの事象(問題)でも「今日釜ヶ崎で起きていることは明日全国で起きること」といった普遍性を持つものというとらえ方から内実が報道されるようなことは(例外を除いて)ほとんどなく、事件性の側面ばかりに偏ってきました。バランスも欠いてきました。いや公平に言えば、たまには明るい記事もあったが、表面的な叙述だなと感じさせることが多かったとも言えます。
もちろん、デスクや上司が肝心な箇所をカットした、隠れた力作もあったかもしれないですが。
しかし、一般市民はそうした報道を通してのみ、西成で起きていることを知ります。そうした歴史の累積が、今日のネガティブな「釜ヶ崎(あいりん地域)・西成イメージ」の形成につながっていることは否めないでしょう。
 こういう状況をいつまでも続けるわけにはいかないでしょう。そろそろ根本から変えるべきではないでしょうか。
 時はいま大きな転換点。10年、20年先の大きな方向性を決める西成特区構想の提言づくりのプロセスが意外なほどのボトムアップ型になったこともあって(私たちはそうとらえている)、提言内容にも長年の釜ヶ崎・あいりん地域の人々の願いが多く盛り込まれました(特区構想有識者座談会報告書をきちんと読んでいただきたい)。
そして、早くもその多くの項目が2013年度予算案で調査費等として着手されています。
(⇒「下記をクリックして下段に全文公開されています)
http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000187570.html

 今後これらを実現していくうえで、区民理解、市民理解は不可欠です。ならば、報道のレベルもそうしたレベルに移らないといけません。大きな課題です。
そのためには何が必要でしょうか。それを、釜ヶ崎の側とマスコミの両側からさぐります(やってみて、シリーズになれば第1弾)。
 なお、ちょうどこの6月から釜ヶ崎のまち再生フォーラムと社団法人インクルーシブ・シティネットでは「マスコミ関係者向け釜ヶ崎研修講座」を開始し、貴重な経験を積んでいる最中なので、そこからの報告も行ないます。それを少し先回りして紹介しますと、メディアの側も若い経験の浅い記者やスタッフたちであり、彼ら個々人にただ不満をぶつけても根本打開につながらない、むしろこういう研修こそお互いがプラスになる方法だということを実感しています。
この際、釜ヶ崎側が経験した積年の問題点も、メディアの内側にあるしくみの問題点も、大きなことも小さなこともさまざまに洗い出し、疑問を溶かし、あきらめず、お互いに対応を進化させていく、そういう作業の起点にしたいと考えています。
釜ヶ崎は何周遅れかでも、常にトップランナーです。この分野でも新しい解決策を見出し、社会進歩に関する何かのモデルとしていければ幸いです。

 参加予約などは要りません。お気軽にお立ち寄りください。

[118] 【修正版】2012年10月「定例まちづくりひろば」のご案内 Date:2012-10-08 (Mon)
<通算171回目 Since 1999>   
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 そして、さっそくアクション!その名も「西成LOVEフェスティバル 2012」!
 西成ジャズや大衆演劇など、地元のライブ型アートや芸能資源を10日間程度の期間限定でパッケージ)として売り出し、今まで見えていない人々に「見える化」する。そうして、みんなで楽しみ、応援していく。そのようなイメージです。その先にあるものも夢見ながら、です。
 そんな元気になる企画を練り上げるために、あなたにも来てほしい集い。実行委員会もここで立ち上げます。
ゲスト・スピーカー:松村嘉久・阪南大学国際観光学部教授
          その他、このイベントの賛同者。
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 ■テーマ設定趣旨(説明が要るため、少し長くなること、ご容赦)
 西成特区構想にからんだ一連の論議は有識者座談会12回と区民シンポジウム1回でいったん区切りをつけ、まとめ作業から予算要求作業に入っています。
目にはつきにくいですが、支援団体や公的機関の中でも、インターネットを見るようになった労働者の間での雑談でも、隅々で議論の輪・波紋の輪が広がった「釜ヶ崎・2012年の夏」でした。
一連の論議の場への(傍聴も含めた)参加や提案をなさった方々、お疲れ様でした。
それを引き継いで、新たなキック・オフです。この企画の趣旨や概要は次のとおり。

<西成区や近隣の浪速区一帯には実は蓄積された多様な文化があります。
たとえば大衆演劇。新世界に2座、西成に3座もいまだに健在です(朝日劇場とかオーエス劇場とか)。これはすごいこと!外国人にも受けていることをあなたは知っていますか。「域外から集客できる地域資源」です。
一方では、たとえばモダンで質の高い西成ジャズが勃興し、あちこちの店でライブが定着していることを知っていますか。
こうしたことをあらためて「発掘・発見・発信」し、「資源化」し、「地域イメージをプロデュース」していく企画です。「今から新たに創造しようにもできないものが,現実として存在する強み」が西成にはあることを、みんなで体感しましょう。“地域の価値を見直す”というのはこういうことなのかと実感できることが願いです。
 今回、地域住民のみなさんに提案されるこのイベント(別名「西成ライブエンターテイメント祭」)は、地域社会に「コラボレーション,新たな挑戦,つながりづくり」を引き起こす効果もあります>
(上記「  」内は発起人である松村嘉久教授の企画書等から引用)

<具体的な姿>
期間限定で、西成で行われるライブ・エンターテイメントを1枚のチラシにまとめ、それをこの地域で配布・掲示する。友人・関係者諸々にも声をかけ、口コミで、「西成ライブエンタメを楽しみに行こう!キャンペーン」を張ります。これが基本。
これに、音楽ライブを最低1カ所でも新しく加えられればベスト(可能性もあり)。
こういう時こそマスコミも活用して、西成はライブエンタメが日常的に楽しめるまち、それを発信できれば、この街はなお楽しい。
そして、これで終わりではなく、ここからが始まり。

というイメージです。
資金はさほど要らないのも強みですし、その楽しみ方を話し合うのがこのひろばです。
予約など要りません。ぜひ、立ち寄ってください。
実り豊かな「文化の秋」は、これまでネガティブなイメージのチャンピオンだった西成にこそ、隠れているかもしれません。

                  記
▼2012年月10月9日(火) 18:30〜20:45 
▼西成市民館 3階講堂 (西成警察署裏にある通称四角公園の西隣り)

▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究西成プラザ
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 Fax:06-6641-0297(ありむら宛てと明記)
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要


[117] 2012年9月「定例まちづくりひろば」のご案内 Date:2012-08-25 (Sat)

<通算170回目 Since 1999>  
⇒会場変更のお知らせ
この日は学生の傍聴者が多いため、会場をいつもの西成市民館ではなく、大阪市立大学西成プラザ(太子交差点南西角の百円ショップの3階)に変更いたします。くれぐれもお間違いがないよう、お願いいたします。
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“西成特区”(≒あいりん特区)構想をめぐる最新報告と大討論シリーズ <その4>

「西成特区構想有識者座談会」を舞台にした議論もいよいよ大詰め。
正確には2013年度予算案に対して大詰めですが、5年間プロジェクトの「大きな方向性の決定」についても大詰めです。そこで、鈴木亘座長(市長&区長直属の特別顧問)を招き、ここまでの概要をまとめ的にお聞きし、さらなる意見交換や提案ができる場として設定します。ご参加を。

ゲスト・スピーカー:鈴木亘・大阪市特別顧問(西成特区構想担当、学習院大学教授)

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                   記
▼2012年月9月11日(火) 18:30〜20:45 
▼大阪市立大学西成プラザ(西成区の太子交差点西南角にある百円ショップ「フレッツ」の3階。店内に入り、右側にあるドアから階段をあがる)(別名「太子福祉館」)
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
     日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話090-8448-0315
 Fax:06-6641-0297(ありむら宛てと明記)
 e-mail: kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com
▼参加予約:不要

■テーマ設定趣旨
 次年度予算編成作業はすでに8月には動き出しているようですから、議論できる期間がとても短いうえに、橋下大阪市長の鶴の一声で始まったことでもあり、いったいどれだけ地元の声を反映させた「大きな方向性づくり」にできるのか、当初は大いに懸念されました。
ですから、「釜ヶ崎にある目の前のしんどい課題への議論が足りん」等の声も聞こえてきています。かと思えば、「あいりん地域のことばっかり。もっと西成区全体のことを!」との声も。
 しかし、状況を考えれば、「短期決戦」の割りにはさまざまなレベル、さまざまな団体で議論が巻き起こり、さまざまな方々がゲスト・スピーカーとして呼ばれ、たくさんの提案が集まり、結果としてボトムアップ型を作り出し得ていると言えないでしょうか。これまでの蓄積を基盤に「健闘している」と言うのは言い過ぎでしょうか。「まとめ」で出るであろう提案内容も多肢多彩です。
<⇒読売新聞8月14日付け記事を末尾に引用しておきます>
いずれにしても、「それでは不十分。オレにも、ワタシにも言わせて」という方が声をあげるチャンスはまだまだありますし、今後もつくらなければなりません。しかし、市政・区政に大きな影響力を持つ政策担当者と直接意見交換をし、提言できる機会は、今の日本の参加型民主主義の成熟度の中ではそんなにあるものではありません。そして、この日がその日です。あなたの参加をお待ちしています。

▼なお、この有識者座談会は一般市民も傍聴できます(先着順30名まで)。
次回は11回目で9月3日(月) 18時〜20時。テーマは「治安、環境、衛生問題等について」           最終回が9月15日(土)14時〜18時。テーマは「住宅とまちづくり、防災、あいりん総合センターの建て替え問題、新今宮駅前の再開発等」
会場は、いずれも西成区役所4階会議室。
▼その前に、鈴木特別顧問による報告と質問ができる「区民シンポジウム」もあります。
8月27日(月)19時〜21時       
会場は西成区民センター ホール(定員300名)

▼また、西成区役所のホームページにもこれまでの、これからの「特区構想有識者座談会」の議事録や提出資料がアップされています。されます。
他の回の議事録や提出資料も次々とアップされていくでしょう。
http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000174799.html
 
▼映像でも毎回公開されています。
 地域・地元密着型のローカルネット放送局=「Voice of Nishinari 西成の声」
 ⇒この映像づくり自体が就労支援の対象者たちの手によるものです
 http://vonishinari.net/shadooon/

●●● 当日の進行

1) 情報交換会(18:30〜)
いつもは、それぞれの生活分野・活動分野から役立ち情報を分け合います。

2)本題  19:00〜                      
  20:45 終了 

 *この「まちづくりひろば」で採(と)り上げていただきたいテーマ、呼びたい講師その他ご提案・ご要望がありましたら、釜ケ崎のまち再生フォーラム事務局(ありむら)までお寄せください(090-8448-0315)。

読売新聞の原昌平編集委員から【kamagasaki-forumML】への投稿文を引用

■■地元発 西成の街づくり 将来構想に反映へ■■
 屋台村、外国人誘致、アートな若者 アイデア次々

 2012/08/14 読売新聞大阪朝刊 2社面

 路上の屋台村、外国人宿泊客、アート系の若者、大学誘致……。大阪市の橋下
徹市長が「西成特区構想」を打ち出したのをきっかけに、あいりん地域(釜ヶ崎)
の地元で議論が高まり、市の有識者座談会が作成する報告書に、住民などから出
たアイデアがいくつも盛り込まれる見通しだ。行政のトップダウンではなく、地
元の知恵と意見をまちの将来構想に反映させる流れができつつある。
 (編集委員 原昌平)

 町会の代表と、日雇い労働者・野宿者の支援団体などでつくる「(仮称)萩之
茶屋まちづくり拡大会議」は、生活の安全網の強化、国際ターミナル化、防災力
向上など九つの方向の構想案を6月にまとめ、300を超すアイデアや意見を盛
り込んだ。
 「集客できる屋台村を設け、雇用も生み出す」「国際ゲストハウスと銘打ち、
簡易宿泊所に滞在する海外からの観光客を大幅に増やす」「芸術活動の場と安い
住居を整え、アート系の若者を呼び込む」「大学のキャンパスや留学生会館を設
ける」
 夢のある話とともに、生活保護受給者や野宿者向けの仕事づくり、高齢者の居
場所づくり、治安・環境の改善なども打ち出した。
 自由参加の「釜ヶ崎のまち再生フォーラム」も、就労と福祉の総合相談窓口や
空き店舗を活用する公社の設立などを提案した。

 多数のプランが出たのは、まちのあり方を探る運動の蓄積があったからだ。再
生フォーラムは1999年から「まちづくりひろば」を毎月、計169回も開い
てきた。2008年には「拡大会議」も設立された。
 市長が今年1月、子育て世帯の誘致に重点を置いた特区構想を言い出すと、戸
惑う声が多かったが、3月以降は「地域から積極的に提案しよう」と意見交換を
重ねてきた。

 今後の方向を集約する場は、西成特区担当の鈴木亘・市特別顧問(学習院大教
授)が設けた有識者座談会。労働、教育、福祉、医療などの分野も検討し、9月
に報告書をまとめて市の施策に反映させる。
 再生フォーラム事務局長で座談会委員でもある漫画家、ありむら潜さんは「何
かと否定的にみられがちな地域だが、多様な人々を受け入れる懐の深さもある。
課題の解決と新しいアイデアをうまくつなげたい」と話す。

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★以下、記事とは別に参考。
有識者座談会の記録は西成区のサイトに掲載されています。傍聴可能。
http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/category/2033-2-0-0-0.html

第1回資料 鈴木座長の個人的考えを示した「今後の議論の進め方について(案)」
から、生活保護に関する記述の一部。
 このまちに生活保護受給者が非常に多く、不適正な受給や支出があるという点
に対する批判も多く、何らかの対応が迫られている状況である。西成区、あいり
ん地区を「えこひいき」する施策を支持してもらうためには、大阪市の全市民の
理解が不可欠である。
 しかしどのような方向にまちが転換していこうとも、今いる単身高齢の生活保
護受給者や特別清掃の利用者は、まちの需要の下支え・バッファーとしてこれま
で機能してきたし、それを無理に削減・排除するようなことになれば、医療費・
介護費の形でかえって多額の公費支出が迫られることになりかねない。
 (中略)
 西成区の生活保護が抱える問題については、上に述べたように慎重な議論が必
要であり、削減という方向で単純に大なたを振るうことは、決して合理的ではな
い。しかしながら効率化の余地が多くあることもまた事実である。例えば、住宅
扶助についてはどんな劣悪な住居でも家賃が4万2千円に張り付き、住宅扶助費
の上限を取っている。これは住宅の質に応じて住宅扶助費を変えるような仕組み
を検討すべきである。・・・・

子育て支援では、「子どもの家」のような事業をむしろ西成区全域に拡充すべき
である、という方向で議論しています。
                               以上