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最近の動き

●トピックス
★釜ケ崎のまちスタディツァ〜2020募集中(オンライン開催可)      ★カマやんグッズはじめました。(PDF形式:ポスター)
★「定例ひろば」実施記録(PDF形式:2012年7月2日 更新日)      ★住民票問題Q&A      ★『フワフワくん日記』

  第225回まちづくりひろばのご案内/2022年10月18日(火)
Date: 2022-10-18 (Tue)
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大阪・新今宮駅前の新・労働&福祉総合拠点における「ワンストップ窓口」論議への、
京都からの体験的提言
          〜先行事例視察シリーズの補強篇(全オンライン/事前予約必要)〜

ゲスト・スピーカー:高橋尚子さん(一般社団法人 京都自立就労サポートセンター 理事・主任)
プロフィール:
就労(就業)支援の総合拠点施設「京都ジョブパーク」内にあって、
生活困窮者への就労支援を中心的に担っておられます。その豊富な経験を基に、
「ワンストップという入口論もさることながら、アウトリーチや(相談や支援の)出口づくりこそたいへん重要」
というお話になるかと思います。
京都ジョブパーク全体像のパワポ報告も、視察したメンバーにお願いしています。
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【日時】 10月18日(火曜日)18:30〜20:30 
【司会】白波瀬達也さん(関西学院大学人間福祉学部教授/あいりん地域まちづくり会議有識者委員)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】無料
【申し込み方法】
以下のURLをクリックして、エントリーフォームに必要事項を記載のうえ、そのまま返信してください。
予約者に開催日の3日前をメドにZoomのURLを配信いたします。
https://forms.gle/Edzrr38LoKs5bT466

*見逃し配信を希望される方は、後日そのURLをお送りしますので、
ありむらまでご連絡ください。

【お問い合わせ】
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
携帯電話(ショートメール活用希望。当日も):090-8448-0315

以上
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ありむら潜 ARIMURA Sen
漫画家
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(事務局長)
あいりん地域まちづくり会議地域委員
萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社(まちナビ事業部担当)
e-mail:arimura1000@gmail.com
http://www.kamagasaki-forum.com
https://www.hagimachi.com/
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  第224回まちづくりひろば実施報告/2022年8月3日(水)
Date: 2022-08-27 (Sat)
▼テーマ:「エル・おおさか」内の「OSAKAしごとフィールド」視察
▼講師:松岡 潤 さん 他(大阪府商工労働部雇用推進室就業促進課  就業支援グループ)
▼参加者:11人
●内容:
2020年1月の「グッジョブ・センターおきなわ」、本年6月の「京都ジョブパーク」に続く総合拠点型就労支援施設先行事例訪問の第3弾。
2013年にリニューアルされて、就労支援の総合拠点となった。
他府県の同様の施設を見てきたこともあり、先進性とかインパクトとかはあまり感じられなかった。
生活困窮の求職者に対する直接対応や他団体連携なども乏しい印象。
逆に、そうであるが故に、我々が取り組み中の新今宮駅前・新総合施設とは重複はしないし、
役割分担できる(すべき)という点はしっかり共有できた。

以上

  第223回まちづくりひろば実施報告/2022年7月1日(金)
Date: 2022-08-27 (Sat)
釜ヶ崎のまちづくりは全国の人々の関心事。その行方は日本社会全体の社会政策的様相に影響するとも言われる。
そこで、今回は釜ヶ崎を良く知る全国の識者たちの知見を集め、
それを第3期西成特区構想有識者提言に反映させようと、開催した。

▼方式:全オンライン
テーマ:全国キーパーソンたちとの公開型オンライン意見交換会

<釜ヶ崎側>
・寺川政司さん(あいりん地域まちづくり会議座長、近畿大学建築学部 准教授)
・同会議・有識者委員(白波瀬達也 関西学院大学教授など)

<全国側>
・奥田知志さん(ホームレス支援全国ネットワーク理事長)
・瀧脇 憲さん(NPO法人自立支援センターふるさとの会 代表理事)
・大崎 元さん(建築工房匠屋)
・高沢幸男さん(寿支援者交流会 事務局長)
・鈴木亘さん(前・大阪市特別顧問)
・川口加奈さん(認定NPO法人Homedoor 理事長)
・勝部麗子(豊中市社協、コミュニティ・ソーシャルワーカー)
・田嶋康利さん(日本労働者協同組合((ワーカーズ・コープ))連合会 専務理事)
・向谷地 宜明さん(べてるの家)
・コルナトウスキ・ヒェラルドさん(九州大学大学院講師)
・マシュー・マール(マット)さん(フロリダ国際大学准教授) 
▼参加者:45人

●内容:
以下、意見のやりとりの抜すい。

(1) 当地域の将来像や理念に関すること。
「“普通のまち”論には乗らず、サービスハブという地域独自の役割や魅力を継承すべき」。
⇒これは我々とも共有。町会長さんたちの異論もなんとかクリアしたと認識。
「うちの当事者参加事業では理念の共有が決定的だった。当まちづくりで一番大事にされている理念は?」
⇒「(再)チャレンジのまち」、次いで「子供の声が再び聞こえるまち」などを回答。

(2) まちづくりの主体強化に関する質問や提言も多かった。
当地域住民の構成は、労働者系(生活保護受給者や支援団体も含む)や町会系、子ども・子育て支援系、簡易宿所経営者系など複雑だ。
そのため、「地域住民のエンパワメントの方策を盛り込むべき」と。
「協同組合づくりや中間労働市場形成の視点が欲しい」
「孤立対策や見守りは住民たち自身でできるのか?建替えられた市営住宅ではどうか?」
「子どもたちの地域肯定観の醸成はどうしていく?」
「世間のイメージが悪い大阪ディープサウスだからこそできることを。イメージの悪さはほんとうにマイナス?強みかも」
「近隣の繁華街・天王寺などとは異なる特長を持たせるべし」
「歴史を生かしてギグワーカー支援の街とか。多様な働き方支援が売りの街に」
「センター跡地の新施設を管理運営できる住民の力が不可欠」など。
視聴者からは「生活困難層を受け入れる街とすることを全体で共有しきれていない。そこが弱さ」。
ただ、そこを詰め切ると町会系は崩れる懸念も暗黙に出されている。

(3) ボトムアップ型をさらに深め、住民参加度を強める方策について。
「野宿状態の人々も含めて、隅々にいる住民の声をどう拾っていってる?いく?」「今は実態的にはミドルアップなのでは?」
⇒これには「センターの未来を提案する行動委員会」の地を這うような取り組みも紹介されるべきだったかも。

(4) 提言やビジョンを地域住民や行政にきちんと伝えていくスキルについて。
「みんなが理解できる用語や心をつかむキャッチフレーズに知恵を。行政には施策毎に責任部署を明記して迫るべき」。

(5) 簡易宿所など中間居住資源を生かした居住福祉推進について。
「支援付き住居から(ソフト中心の)居住付き支援の大系への発想転換を」「目立つ空き家の一気の活用方策を」。

(6) 子ども施策について。「地域周辺には子育て支援サービスのインフラが蓄積している。それを区全体にも広げていく発想で」。

盛りだくさんで、続編が期待されて終了した。
以上

  第222回まちづくりひろば実施報告/2022年6月6日(月)
Date: 2022-08-27 (Sat)
▼テーマ:京都ジョブパーク視察 
▼共催:大阪府商工労働部雇用推進室
(あいりん地域労働施設検討会議での議論の参考とする先行事例調査という目的があるため)
▼講師:
竹村 伸彦 さん(京都府商工労働観光部雇用推進室)
高橋尚子さん(京都自立就労サポートセンター)
▼参加者:25人

●内容:ホームレス用シェルター(住居)を確保するなどの単純な施策くらいしかアイデアがなかった苦難の90年代末から、08年のリーマンショック直後などのサポート模索を経て掴んだキー施策を一つひとつ施設に織り込んでいって、
そうして今日の総合拠点に到達したのだろう。その軌跡を実感した。
そして今、運営の課題も大阪と同じ方向を向いているように思えたので、参加者には「参考になった」という反応が多かった。
質疑も活発になされた。あいりん地域まちづくり会議、特に労働施設検討会議での今後の議論の促進につながることを期待したい。
以上

  第221回まちづくりひろば実施報告/2022年1月26日(水)@西成プラザ
Date: 2022-08-27 (Sat)
▼テーマ: 生活困窮者への居住支援〜政策の見取り図と今後のあり方〜
▼共催: 萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社
▼講師:垣田 裕介准教授(大阪市立大学大学院生活科学研究科)
▼参加者:29人。
共催団体である萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社の萩之茶屋生活・相談サポートセンターのスタッフを中心に、
地元の就労・福祉・医療系の諸団体・行政所属の方々、在阪マスコミ、東京・名古屋の研究者の方々。
●内容(で印象に残ったこと):
ホームレス状態にまで陥る危険度が高い不安定居住者は民間営利部門(社員寮、飯場、簡易宿所、ネットカフェ、カプセルホテル等)に相対的に多く存在していて、
(すぐに生活保護のコースではなく)就労で立て直そうとする層であることが調査で判明。住宅確保給付金のニーズも高く、
ここへのピンポイント的な居住支援と総合支援が必要、という指摘だった。
以上

  オンラインセミナー兼2021年9月まちづくりひろばのご案内
Date: 2021-09-29 (Wed)
<通算220回目 Since 1999> 
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●テーマ:
社会と地域の目利き力   〜ソーシャル企業認証の必要性と社会的金融〜
<趣旨>
今、京都で始まっている新しい社会的試み、「ソーシャル企業認証制度」というものについて学びます。
それが今後、大阪や西成のまちづくりにおいても取り組めるものなのかどうか、その必要性や課題などを考えます。

ご案内チラシを添付します→
https://drive.google.com/file/d/1uhZYQc4cMzPQmbN1EsPfDVy6t9N1NEFe/view?usp=sharing

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●開催概要
日 時:9月30日(木) 18:30〜20:30
参加費:無料
場 所:原則、オンラインのみ
定 員:200人
主 催:NPO法人福祉のまちづくり推進機構
共 催:釜ヶ崎のまち再生フォーラム
●申し込みはこちらから。
https://forms.gle/RPAUApXeLFUAygER8
*追って、ご記入いただいたメールアドレス宛に当日の案内(ZOOM URL)が送られてきます。

●講師
深尾 昌峰(ふかお まさたか)さん (龍谷大学 政策学部 教授) 
熊本県出身。1998年きょうとNPOセンター設立、2009年に公益財団法人京都地域創造
基金の理事長に就任。市民による持続可能な地域づくりのエコシステムづくりを展開。
2012年に社会的投資をデザインする非営利型企業の株式会社PLUS SOCIAL を起業、代表
取締役に就任。2016年4月にプラスソーシャルインベストメント株式会社を共同起業し代表
取締役会長に就任。現在、龍谷大学政策学部教授、G8社会的投資タスクフォース国内諮問
委員会委員、東近江市参与等を務めている。
●ファシリテーター
大阪市立大学 菅野 拓さん

●お問い合わせ(ありむら潜)
arimura1000@gmail.com

以上

  2020年11月ひろばのご案内
Date: 2020-11-03 (Tue)
コロナ感染予防対策をとる必要から予約制とします。
参加希望者は事前に当フォーラム事務局(ありむら潜)までご連絡ください。

<通算219回目 Since 1999> 
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(仮題)コロナ禍の真っただ中で、あいりん地域でのまちづくりを公衆衛生学の立場から考える
〜大阪社会医療センターの12/1移転完了・新ステージ移行にも絡めて〜

ゲスト・スピーカー:高鳥毛 敏雄(たかとりげ・としお)さん
関西大学 社会安全学部安全マネジメント学科 教授

   *高鳥毛教授は、あいりん地域のまちづくりがボトムアップ型で自主的に始まった早い段階(00年代)から、日雇い労働者・特掃労働者・シェルター宿泊者等の結核予防対策等を通して当地域に関わっておられます。すでにその頃から感染症対策全般の全国的脆弱化についても継承乱打されていました。そして、そのとおりの状況が露呈してしまいました。こうした経験の中から、あいりん地域では地域として・何を・どのように・取り組むべきか、その方向性を示唆していただき、みんなで考える場としましょう。

    高鳥毛先生に関連する記事(共同通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d3b50d31134ff5f3e6c2a3c3f0e328a9140fc54?page=1

    ▽関連報告と解説:
    「あいりん地域まちづくり会議の議論の最新内容、特にあいりん総合センター跡地の利活用の具体案等について」 
寺川政司さん(あいりん地域まちづくり会議座長/近畿大学建築学部 准教授)
    
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▼日時:2020年11月12日(木曜日) 18:30〜本題19:00〜20:45 
▼会場:太子福祉館(太子中央ビル3階。「大阪市立大学西成プラザ」としても利用される集会室の、本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)
▼主催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約・お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315(なるべくショートメール歓迎)
mail:arimura1000@gmail.com
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

  2019年12月27日日経新聞(夕刊)記事の誤報に対する訂正要望書
Date: 2020-01-10 (Fri)
■■日本経済新聞(2019年12月27日夕刊一面)記事
『あいりん 強まる観光色』に対する訂正要望書■■

日本経済新聞社 様

新たな年を迎え,御社におかれましてはますますご清栄のことと存じます。
この度,報道いただきました西成やあいりん地域(≒釜ヶ崎)は,常に多面的な問題が複雑にからんでいるなかで,様々な立場の人々が違いを乗り越えながら丁寧に議論を積み重ねてきておりますが,これまでメディアによって誤報やミスリードが繰り返され,その都度,地域住民は翻弄されてきた経緯があり,丁寧な取材に基づく正確な報道を求めてきました[1]。
残念ながら2019年12月27日御社夕刊に掲載されました記事が,世間に間違ったメッセージを広げるとともに,現在地域に混乱をもたらしており,今後のまちづくりに深刻な事態を起こすことが懸念されております。以下,その問題点および事実誤認に関して私たちの見解を述べ,本報道に関して下記内容(問題点)について御社のご弁明および記事の訂正を求めさせていただきたく存じます。

問題点1:正確さにかける(未確認状態)記事による読者に対するミスリードと地域に混乱を生じさせていること
この記事が電子版で配信されるとまもなく重大な誤りが西成区より指摘され,記者も一部を修正したと担当部局より伺っておりますが,すでに修正されずに配信・配達された経過があります。未修正箇所が指摘され,議論の主体である地域委員や有識者への取材もなく,記事の正確さに問題があるまま,記事全体を通して‟この地域が「労働」から「観光」に移行する”,という強烈なインパクトを伴って読者をミスリードする基調となっています。そのことで,あいりん地域まちづくり会議のさまざまなテーマ別検討会議での議論に参加してきた幅広い人々の強力な違和感や憤慨を引き起こして地域に混乱が生まれています。
問題点2:記事本文内容の事実誤認について
@「地域住民がまとめた跡地活用案」
記事では「まとめた」とありますが,議論するための「たたき台案」は出ているものの,現時点ではあいりん総合センター跡地の南側部分に労働施設(西成労働福祉センターとあいりん職安)を設ける方向性が定められたにすぎません。敷地北側部分の住民福利機能や施設配置案については,付帯意見として本会議(あいりん地域まちづくり会議及びワークショップ)に労働施設検討会議として申し送って全体で議論することになっています。
A「地域住民らがテーマ別に活用案を話し合っていた」
これは「話し合っている」が正確です。
B「新今宮駅に近い北側に,屋台を出せる広場などを整備する構想をまとめた」
個々の地域委員からは意見が出ていますが,まとまっていません。電子版の記事では西成区からの指摘を受けて「意見が多く出た」と修正されています。
C「ただ,住民の利便性向上やにぎわい創出に向けた具体策を必要とするなど3点の条件を付けた。」
 地域委員たちが喧々諤々の議論の末に付帯したこの文言は次の3点です。

 「住民の福利」・「にぎわい」のゾーニングの提示時期が令和2年3月であることを了解する。
 「住民の福利」・「にぎわい」の具体的内容をこれまでの意見を踏まえて早急に示すこと。
 あいりん総合センター及び市営萩之茶屋第二住宅跡地の民間売却は認めない。
とくに,これまで積み重ねてきたまちづくりの議論を踏まえない,民間売却による「観光化」やジェントリフィケーションを起こすような事業には与しないことなどが最重要検討事項として議論をしているさなかです。コミュニティを元気にするための,幅広く多面的な意味で用いている「住民の福利」という言葉を記事では全く使用されず,「利便性向上」と「にぎわい創出」という字句だけを書いていることも労働者のまちから観光のまちに移行するという誤ったメッセージを発信する要因になっていると考えます。
 問題点3:本記事の見出し“あいりん 強まる観光色”なども相まって,全体がミスリード論調に
上述の@からCがトップ見出しや中見出しと一体となってミスリードを増幅していると考えます(電子版では” 大阪・西成、観光の街に 「あいりん」跡地に屋台村案“)。私たちにとっては,このような論調は大きな誤解を招き,地域を混乱させるため最も避けたいものでした。この度の御社の報道は,見出し等の紙面構成を含めて問題が大きいといわざるを得ません。上述したように,労働施設を南側に設置すること以外はまだ具体的には何も決まっていないなかで,なぜ夕刊1面でこのような方向性を断定するような記事や見出しになったのか,また,中見出しの「屋台村を整備」も地域委員の個人的な発言レベルの段階にすぎないものが(記事では「案」と書いているものの),決定したかのように伝わりかねないものになったのかについて御社のご見解をお示しください。

私たちは,歴史的にも困難な状況にあった地域における関係者間の相互不信を乗り越えようと,日々小さなつながりを丁寧に積み重ねながら少しづつ信頼関係を紡いできた経緯があります。とくに今回のテーマについては,2015年以降48回にも及ぶ労働施設検討会議での議論を通じ,お互いに完全に一致しないながらも次の議論や実践の場へとようやくたどり着いたものです。その発信については会議に参加しておられない地域の方々をはじめ,全国でこのまちの行方を心配されている方々にお伝えすべく,その内容や方法について丁寧に検討しようとしているところでもありました。
私たちの情報発信力の小ささからも,御社をはじめ報道機関のご協力は不可欠であると考えております。このまちの未来のためにも,御社のご見解を示していただくとともに訂正記事や再取材,そして今後このような問題を生じさせない方策提案など,現在生じている地域の緊急事態(混乱)へのご配慮をいただきますよう,何卒ご理解と早急なご対応の程,重ねてお願い申し上げます。

2020年1月8日
あいりん地域まちづくり会議 労働施設検討会議座長 大阪市立大学大学院教授 福原宏幸
同 労働施設検討会議 地域委員有志
西成特区構想有識者一同[2] <50音順>
ありむら潜 (釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長) 労働施設検討会議有識者委員 他
白波瀬達也 (桃山学院大学社会学部准教授) 就労福祉・健康専門部会座長 他
寺川 政司 (近畿大学建築学部准教授) あいりん地域まちづくり会議座長 他
永橋 爲介 (立命館大学産業社会学部教授) 公園検討会議有識者委員 他
松村 嘉久 (阪南大学国際観光学部教授) 駅前活性化検討会議座長 他
水内 俊雄 (大阪市立大学都市研究プラザ教授) 医療施設検討会議座長 他
村上 靖彦 (大阪大学大学院教授) 子ども子育て専門部会座長 他 

________________________________________
[1] 例えば,2019年6月の有識者提言「あいりん総合センター閉鎖(建替)に伴う現況についての見解」 https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000472044.html [西成区HP]
[2] 西成特区構想会議関係図 [西成区HP] https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000456/456416/2erimaneimage.pdf

  センター閉鎖(建替)に伴う現況に関する有識者一同の見解 〜取組みの経過や問題点の整理〜
Date: 2019-06-06 (Thu)
◆◇あいりん総合センター閉鎖(建替)に伴う現況に関する私たちの見解◇◆

― 取組みの経緯や問題点の整理 ―

2019年6月3日 西成特区構想有識者委員一同

あいりん総合センター(以下,旧総合センター)は耐震上の問題から,2019年3月31日をもって労働施設部分を閉鎖する予定でした。
しかし,閉鎖に反対される一部の方がシャッター下に座ったり車両をいれるなどしたため,31日に閉鎖することができない事態が生まれていました。
その後4月24日,管理者である国・大阪府は,閉鎖に抗議して旧総合センターを占拠する方への立ち退きを求めて労働施設部分を閉鎖しました。
しかし,現在も抗議する方(およびそれを支援される方)によって同センターシャッター前に抗議拠点がおかれた状態にあります。

4月以降,この状況について各種メディアによる報道やSNSが発信されていますが,残念ながら事実と異なる情報も散見されます。
これらの情報によってミスリードが生じては,この8年の歳月をかけて地域の人々が同じテーブルについて粘り強く積み重ねてきたまちづくりの取組みに深刻な影響を及ぼしかねません。
また,現在旧総合センター前にある仮移転先の労働施設における日雇労働者や求人事業所による早朝求人・求職活動等に混乱が生じています。
閉鎖に対して反対か賛成かの主張とは別次元で,早急にこの事態に対応すべき時期に来ています。
これらのことから,私たちは,2025年に旧総合センター跡地に本移転が予定されている労働施設の仮移転とそれに伴う閉鎖について,
そこを利用されている方に向き合ってきた事実を正確にお伝えするとともに,現況に関する私たちの見解を示したいと思います。

<多くの情報は西成区や大阪府商工労働部のホームページで公開されています。本稿注釈アドレスから当該サイトを閲覧ください>

2012年の『西成特区構想』発意を契機に,多様な主体が参画しながらあいりん地域のまちづくりについて議論を進めてきました[1]。
2015年以降はこれらの議論を継承する『あいりん地域まちづくり会議』[2]において,住民団体や労働団体など地域の29もの団体と国・府・市・区が集結して5つの検討会議
(市営住宅・医療施設・駅前活性化・労働施設・公園,関連してエリアマネジメント協議会専門部会)で議論を積み重ねています(労働施設検討会議のみでも本会議39回,調整会議を含めて80回を超えています)[3]。
なかでも旧総合センターの耐震性については,2008年に国,府,市等によって建替・改修にむけた耐震調査が実施されており,その結果,旧総合センターの構造耐震指標であるIs値は,
「(大地震時:震度6強〜7程度の)地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性が高い」とされる0.3未満を大きく下回る数値でした(北側棟 0.208,南側棟 0.214)。
そこで国と府は,2015年に改めて労働施設のあり方を検討するために建替改修手法等に関する調査[4]を実施し,
旧総合センターに設置されている市営住宅,大阪社会医療センター(以下,医療センター),労働施設〔あいりん労働公共職業安定所(以下,職安)と西成労働福祉センター(以下,労働センター),寄り場(求人業者と求職者の集まるところ)および付随する福利厚生施設〕に関わる各検討会議がはじまりました。

そして,旧総合センター移転の是非,移転場所の確保,補強技術(デザイン)と使い勝手,改修工事期間と安全性,利用者への影響,そして費用対効果等を検討した結果,「建替えやむなし」という方針が決まり,市営住宅(第1・第2)と医療センターは萩之茶屋小学校跡地に移転,職安と労働センターは,いったん南海電鉄高架下に仮移転したのち旧総合センター跡地に本移転することが,同センターの耐震性に疑義を唱えられた一団体を除く全委員によって承認されました[5]。
その後,知事・市長出席のもとで開催された2016年7月26日の第5回あいりん地域まちづくり会議[6]にて建替えが正式に決定しています(現在,職安と労働センターは2019年4月に仮移転先に移転し,2025年に旧総合センター跡地に本移転予定。医療センターは2020年に移転予定。市営第1住宅も同年3月に竣工して現在転居中,市営第2住宅は2021年に移転する予定です。[7])

現在,医療センターが継続利用されている点については,利用者の人命に関わることから速やかに実施されることが望ましいのですが(来年竣工に向けて急ピッチで建替工事が進行中),各施設関係者や住民との合意形成,建設期間などの諸事情によって各施設の移転時期は異ならざるをえませんでした。@24時間施設であること,A精密機器があって容易に仮移転できないこと,B閉鎖した場合,地域の医療に重大な影響を及ぼすことなどによって苦渋の決断の上に継続利用されています。

また,職安,労働センターおよび旧総合センター1〜3階の日雇労働者の寄り場については,上記労働施設検討会議で議論を重ねてきました。
具体的には有識者による旧総合センター利用者に対するニーズ調査,地域支援団体等によるワークショップ[8]などの意見を踏まえ、
労働施設閉鎖・建替に際し,同所を日中の居場所として利用している方[9]に対して,様々な対応策を検討・実施しました[10]。
しかし,現状では使い勝手が悪いこともあり,今後も引き続き居場所として検討を重ねているところです[11]。
とくに,夜間にシャッターで閉じられた旧総合センター周辺で野宿をされていた方(閉鎖前約60名→閉鎖後約30名,2019.5.27,大阪市) [12]に対しては,なによりも“脱・野宿”の道が示される必要があります。
基本的には,野宿しなくてよい社会を目指すことが重要であり,人間の尊厳を尊重する立場からも,路上や旧総合センターのコンクリート床に寝ざるをえない状況は,放置できない事態であると考えます。
とはいえ「自分でできるうちは行政の世話になりたくない」,「生活保護を受けると付き合いがなくなり孤立する」という理由から路上での暮らしを選択する方がいます。
私たちは,本人の意思を尊重することが大切であると同時に,行政機関や地域団体などが取り組む巡回相談による見守り,相談事の受け入れ,意向確認が重要であり,生活保護利用を希望される方にはそちらへの移行を速やかに行うことが大切だと考えています。



私たちは,これらを基本的なスタンスとし,以下に見解を示したいと思います。



1. 旧総合センターは,現時点で耐震上極めて危険な建物である施設であるかぎり,野宿生活者等の利用とくに宿泊させることは人命保護の観点から容認されるものではないと考えます。

現在,旧総合センターは耐震上危険な状態にあることから,一刻も早く移転する必要があり,準備が整い次第閉鎖して災害時への対応をとるべきであると考えています。
なお,3月31日の旧総合センター閉鎖にあたり,これまで日常的に夜間閉鎖されていた旧総合センターを開放状態にし,野宿生活者等を夜間宿泊させることは,
人命保護・人権尊重・環境衛生の観点からみて懸念される事態であったと考えます。
これまで幾度にも及ぶ議論を積み重ねた経緯があり,同様に危険性を懸念する地域団体,労働支援団体もあることを踏まえていただき,
閉鎖に関する報道や情報発信等については,一方的・一面的な発信にならないよう,多面的で正確な情報に基づいた対応を求めます。

2. 旧総合センターシャッター沿いに置かれた荷物等によって,旧総合センター前に位置する仮移転施設における早朝求人・求職活動等に生じている混乱,そして公衆衛生の確保に対して早急に対応すべき時期に来ています。

4月24日以降,旧総合センターの閉鎖されたシャッター沿いの抗議拠点に置かれた荷物・車両等によって,現在,旧総合センター前にある仮移転先の労働施設における日雇労働者や求人事業所による早朝求人・求職活動等に混乱が生じています。
とくに毎年日雇い求人が増加する7月までに就労のための環境を整えないと,日雇労働者の求職活動に重大な支障をきたすことが懸念されています。
また,シャッター沿いに野宿の寝床等が多数固定化・密集することで,衛生環境が悪化して感染症が発生することも懸念されています〔野宿生活者が急増した1998年には地域に赤痢患者が多数発生(232人)〕。旧総合センター閉鎖に対して反対か賛成かの主張とは別の次元で,この事態に早急に対応すべき時期に来ています。

3. 安定した住居を持たず,旧総合センターを居場所とせざるを得ない方に対しては,引き続き社会福祉制度につなぐためのサポートを続け,地域のなかに選択可能な居場所をつくることが重要です。

これまで旧総合センターは夜間閉鎖されており,昼間居場所として利用していた方は,夜間に簡易宿所,あいりん臨時夜間緊急避難所(以下,シェルター),センター周辺の野宿場所へと移動していました。
2016年の建替が決定して以降は,行政とあいりん地域内で事業をおこなう社会福祉法人やNPOが一体となり,旧総合センターの労働施設とその周辺を利用する野宿生活者を社会福祉制度に繋ぐ努力を重ねてきた経緯があります。
そして居場所の代替機能として,既存シェルターをはじめ,仮移転した職安待合所(81席:トイレ・空調整備済)や労働センター施設(一部共用部)の利用時間延長や土日祝開放,そして隣接する萩之茶屋小学校跡地の一部(新萩の森「ふれあいひろば」以下,新萩の森)の暫定的居場所利用,地域内トイレの利用推進など,各種行政の縦割りを超えた対応が実現したことは特筆すべきであると考えています[13]。
とくに新萩の森を日中の居場所として利用できるよう進めてきた結果,旧総合センターの寄り場を利用していた多くの方に活用していただけるようになりました(現在約50名が利用)。
しかし現段階では,テントと日除幕,簡易トイレのみの緊急措置にとどまっていることから,夏にむけて地域と行政が協働してこの広場環境を整える予定です。

このように行政や地域の支援団体は,施設閉鎖について労働者・利用者等に周知する努力はしてきましたが,
いまなお当事者にとって安心できる居場所や生活機能等に関する不安が解消されてないという声もあります。
私たちは新たな居場所等の代替地については,地域全体を見渡して検討すべきであり,今後も地域住民・地域団体と行政が協働し,誰もが利用しやすい居場所づくりを推進することが重要であると考えています。

4. 噴出するホームレス問題に地域ぐるみで取組み始めた20年前から,地域内の対立関係の解消に向けて尽力してきました。
今後も引き続き対話を重ね,このまちの包摂力と地の利を活かした“再チャレンジ可能なまち”の具現化に向けたまちづくりが進むことを期待しています。

この地域は,20年前よりまちづくりという広がりのなかで,多様な主体が参画して深刻な地域課題解決を目指してきました。
2012年に西成特区構想が立ち上がった際も,行政のトップダウンによるスラムクリアランスへの危機感から,各主体の立場を超えたボトムアップ型まちづくりの場を構築してきた経緯があります。
一方,駅前をはじめ地域開発の波によってまちが大きく変化しつつある今,包摂力が失われることなく,地の利を活かした“再チャレンジ可能なまち”を目指して,私たちは2018年10月31日に『西成特区構想まちづくりビジョン2018〜2022有識者提言書』[14]を市長に提出しました(現在の具体的な事業につながっています[15])。
この提言でも整理していますが,現地建替えが予定されている新しいあいりん総合センターがより良い施設になるよう,労働者(利用者)をはじめ,行政・地域住民・地域団体が協働していくことが不可欠であると考えています。
まさにその具体化にむけた検討が進みつつある今,旧総合センター閉鎖に伴う混乱を早期に解消し,これまでの会議で議論されてきた労働機能と福利厚生機能を地域住民全体が利用できるまちづくりの方向性も含め,空間デザイン,管理運営手法,役割分担等の具現化が進むことを期待しています。



【西成特区構想有識者委員】

ありむら潜(釜ヶ崎のまち再生フォーラム 事務局長) 白波瀬達也(桃山学院大学社会学部 准教授)

寺川 政司(近畿大学建築学部 准教授) 永橋 爲介(立命館大学産業社会学部 教授)

福原 宏幸(大阪市立大学大学院 教授) 松村 嘉久(阪南大学国際観光学部 教授)

水内 俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ 教授) <50音順>




[1] 西成区HP 西成特区構想 https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000168733.html
[2] 西成区HPあいりん地域まちづくり会議について https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000313493.html
[3] 西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議 [資料8:あいりん地域のまちづくりに係る各検討会議の進捗状況等] https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou8.pdf
[4] 『あいりん労働センター建替え等基本調査業務報告書』の概要
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000336/336504/6tatekaetougaiyou.pdf

[5] 西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議 [資料:労働施設検討会議議事のあらまし(H.30年度)] https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10roudousisetukenntpoukaigi.pdf

[6] 西成区HP第 9 回 あいりん地域まちづくり会議 議事録
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/280726dai5kaigiziroku.pdf

[7] 西成区HP第 9 回 あいりん地域まちづくり会議 [資料3:あいりん地域まちづくり会議ニュースレター6 (前面)]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/31.pdf

西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議 [資料7:工事のスケジュールイメージ]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou7.pdf

[8] 「センターの未来を提案する行動委員会」フェイスブック
https://www.facebook.com/futureofkamagasaki/

[9] 定期的な巡回相談ではH.30年の8月で60〜80名程度,H.31年の3月で30〜40名程度(自身の居宅を有する者と野宿状態の者の双方を含む),2019年,大阪市

[10] 西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議

[資料4:あいりん労働福祉センターにおける野宿生活者への支援の実施結果まとめ]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou4.pdf

[資料5:関係施設位置図]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou5.pdf

[資料6:仮移転先の労働施設及び地域施設の運用について(案)]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou6.pdf


[11] 西成区あいりんまちづくり会議公園施設部会「新萩の森ワーキンググループ資料」+こどもの里ワークショップ
https://9.gigafile.nu/0622-b0d5f12786363b618e428e1473e4ba28e

[12] 地域で夜回りなどの野宿者支援をしている支援者等による調査では,布団等の荷物置場も含めて〔閉鎖前〕約45か所,〔センター1F開放時の4/1〜4/24〕センター内外で約70か所

〔閉鎖後〕約50か所とカウントされています

[13] (再掲10) 西成区HP第10回あいりん地域まちづくり会議 [資料4:資料5・資料6]

[14] 西成区HP西成特区構想まちづくりビジョン有識者提言 (概要版)
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou3.pdf
(本 文)https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000450779.html
[15] 西成区HP西成特区構想関連事業一覧
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/contents/0000457/457664/itiran.pdf


  2019年4月まちづくりひろばのご案内
Date: 2019-03-23 (Sat)
お待たせしました、と言うべきかも。このテーマ設定にもはや細かい説明は要らないでしょう。西成中華街構想のことはマスメディアを通して随分報道されていますので。遅まきながら、ようやくその本格学習の環境が整いました。「どう考えたらいいのか、よくわからん」という人が多いのが実情ですから、まずは冷静に情報と頭の整理です。
10連休という大型連休の前夜でもあり、リラックスした気分の中でいかがでしょうか。
本題の開始時間は通常より15分早めて、18:45からとします。質疑が盛り上がるなら終了の時間延長も可能です。

<通算217回目 Since 1999> 
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<1> 今話題の「西成中華街構想」についての本格的勉強会
中国の改革開放政策以後の新華僑による世界的展開と既存の中華街との違い。池袋や埼玉・西川口など日本各地の最近の事例紹介。その「西成版」の実相や課題。地域のエスニック資源と成り得るのか?ボトムアップ型まちづくりの視点から、地域は・あなたは、どう向き合う?

<2> この際、グローバルな不動産投資ビジネスの世界からニシナリはどう見えるのか、も学ぼう。
おいしいニッポン、さらにおいしいオオサカ、もっとおいしいニシナリなのか?

▽メイン・スピーカー
山下清海さん(地理学。立正大学教授、筑波大学名誉教授)
 やはりどんな道にもその研究者がおられるものですね。
世界に拡がる新興華人社会や日本国内各地での最近の動きにお詳しいどころか、西成のカラオケ居酒屋なども足繁くフィールドワークしておられるようです。
「西成の中華街構想については,池袋チャイナタウンと類似しており,私も危惧するところがあります。最初にボタンを掛け違えると,あとあと尾を引くことになってしまうのではないかと思います」とも述べておられます。
⇒山下教授の個人ホームページ  http://qing-hai.org/
 このホームページで先生の多くの近著の紹介がされています。
全世界に展開するチャイナタウンのフィールドワークを通じた紹介です。

⇒新聞記事切り抜きを添付しておきます。

▽サブ・スピーカー
・井本はる香さん(世界銀行 社会都市土地強靭性局 東京開発ラーニングセンター 知見管理官)
世界銀行は国連機関の一部で、昨年からあいりん地域を「インクルーシブ(包摂的)でレジリエントな(竹のようにしなやかなとか、復元力のあるの意)まちづくり」の事例として途上国の都市貧困対策担当者の研修の場として据え、西成とは良きパートナー関係にあります。研修は今年も実施します。西成やあいりん地域のまちづくりの良さを知る立場から、国際的な不動産投資ビジネスから見た当地域の現在評価や将来方向に関わる情報や知見を(さまざまな投資家や社会起業家からも新たに仕入れつつ)、総合的に語っていただきます。対応策の示唆もあるかもしれません。

・(地元から)西成区商店会連盟会長や有志、国際観光学や地理学教授、「あいりん地域まちづくりビジョン」提言の有識者委員など

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▼日時:2019年4月26日(金曜日) (18:00会場)18:30 〜20:50(延長の可能性あり)
▼会場:太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」としても利用される集会室の、本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
大阪市立大学都市研究プラザ(西成プラザ)
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約:不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

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