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  2019年12月27日日経新聞(夕刊)記事の誤報に対する訂正要望書
Date: 2020-01-10 (Fri)
■■日本経済新聞(2019年12月27日夕刊一面)記事
『あいりん 強まる観光色』に対する訂正要望書■■

日本経済新聞社 様

新たな年を迎え,御社におかれましてはますますご清栄のことと存じます。
この度,報道いただきました西成やあいりん地域(≒釜ヶ崎)は,常に多面的な問題が複雑にからんでいるなかで,様々な立場の人々が違いを乗り越えながら丁寧に議論を積み重ねてきておりますが,これまでメディアによって誤報やミスリードが繰り返され,その都度,地域住民は翻弄されてきた経緯があり,丁寧な取材に基づく正確な報道を求めてきました[1]。
残念ながら2019年12月27日御社夕刊に掲載されました記事が,世間に間違ったメッセージを広げるとともに,現在地域に混乱をもたらしており,今後のまちづくりに深刻な事態を起こすことが懸念されております。以下,その問題点および事実誤認に関して私たちの見解を述べ,本報道に関して下記内容(問題点)について御社のご弁明および記事の訂正を求めさせていただきたく存じます。

問題点1:正確さにかける(未確認状態)記事による読者に対するミスリードと地域に混乱を生じさせていること
この記事が電子版で配信されるとまもなく重大な誤りが西成区より指摘され,記者も一部を修正したと担当部局より伺っておりますが,すでに修正されずに配信・配達された経過があります。未修正箇所が指摘され,議論の主体である地域委員や有識者への取材もなく,記事の正確さに問題があるまま,記事全体を通して‟この地域が「労働」から「観光」に移行する”,という強烈なインパクトを伴って読者をミスリードする基調となっています。そのことで,あいりん地域まちづくり会議のさまざまなテーマ別検討会議での議論に参加してきた幅広い人々の強力な違和感や憤慨を引き起こして地域に混乱が生まれています。
問題点2:記事本文内容の事実誤認について
@「地域住民がまとめた跡地活用案」
記事では「まとめた」とありますが,議論するための「たたき台案」は出ているものの,現時点ではあいりん総合センター跡地の南側部分に労働施設(西成労働福祉センターとあいりん職安)を設ける方向性が定められたにすぎません。敷地北側部分の住民福利機能や施設配置案については,付帯意見として本会議(あいりん地域まちづくり会議及びワークショップ)に労働施設検討会議として申し送って全体で議論することになっています。
A「地域住民らがテーマ別に活用案を話し合っていた」
これは「話し合っている」が正確です。
B「新今宮駅に近い北側に,屋台を出せる広場などを整備する構想をまとめた」
個々の地域委員からは意見が出ていますが,まとまっていません。電子版の記事では西成区からの指摘を受けて「意見が多く出た」と修正されています。
C「ただ,住民の利便性向上やにぎわい創出に向けた具体策を必要とするなど3点の条件を付けた。」
 地域委員たちが喧々諤々の議論の末に付帯したこの文言は次の3点です。

 「住民の福利」・「にぎわい」のゾーニングの提示時期が令和2年3月であることを了解する。
 「住民の福利」・「にぎわい」の具体的内容をこれまでの意見を踏まえて早急に示すこと。
 あいりん総合センター及び市営萩之茶屋第二住宅跡地の民間売却は認めない。
とくに,これまで積み重ねてきたまちづくりの議論を踏まえない,民間売却による「観光化」やジェントリフィケーションを起こすような事業には与しないことなどが最重要検討事項として議論をしているさなかです。コミュニティを元気にするための,幅広く多面的な意味で用いている「住民の福利」という言葉を記事では全く使用されず,「利便性向上」と「にぎわい創出」という字句だけを書いていることも労働者のまちから観光のまちに移行するという誤ったメッセージを発信する要因になっていると考えます。
 問題点3:本記事の見出し“あいりん 強まる観光色”なども相まって,全体がミスリード論調に
上述の@からCがトップ見出しや中見出しと一体となってミスリードを増幅していると考えます(電子版では” 大阪・西成、観光の街に 「あいりん」跡地に屋台村案“)。私たちにとっては,このような論調は大きな誤解を招き,地域を混乱させるため最も避けたいものでした。この度の御社の報道は,見出し等の紙面構成を含めて問題が大きいといわざるを得ません。上述したように,労働施設を南側に設置すること以外はまだ具体的には何も決まっていないなかで,なぜ夕刊1面でこのような方向性を断定するような記事や見出しになったのか,また,中見出しの「屋台村を整備」も地域委員の個人的な発言レベルの段階にすぎないものが(記事では「案」と書いているものの),決定したかのように伝わりかねないものになったのかについて御社のご見解をお示しください。

私たちは,歴史的にも困難な状況にあった地域における関係者間の相互不信を乗り越えようと,日々小さなつながりを丁寧に積み重ねながら少しづつ信頼関係を紡いできた経緯があります。とくに今回のテーマについては,2015年以降48回にも及ぶ労働施設検討会議での議論を通じ,お互いに完全に一致しないながらも次の議論や実践の場へとようやくたどり着いたものです。その発信については会議に参加しておられない地域の方々をはじめ,全国でこのまちの行方を心配されている方々にお伝えすべく,その内容や方法について丁寧に検討しようとしているところでもありました。
私たちの情報発信力の小ささからも,御社をはじめ報道機関のご協力は不可欠であると考えております。このまちの未来のためにも,御社のご見解を示していただくとともに訂正記事や再取材,そして今後このような問題を生じさせない方策提案など,現在生じている地域の緊急事態(混乱)へのご配慮をいただきますよう,何卒ご理解と早急なご対応の程,重ねてお願い申し上げます。

2020年1月8日
あいりん地域まちづくり会議 労働施設検討会議座長 大阪市立大学大学院教授 福原宏幸
同 労働施設検討会議 地域委員有志
西成特区構想有識者一同[2] <50音順>
ありむら潜 (釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長) 労働施設検討会議有識者委員 他
白波瀬達也 (桃山学院大学社会学部准教授) 就労福祉・健康専門部会座長 他
寺川 政司 (近畿大学建築学部准教授) あいりん地域まちづくり会議座長 他
永橋 爲介 (立命館大学産業社会学部教授) 公園検討会議有識者委員 他
松村 嘉久 (阪南大学国際観光学部教授) 駅前活性化検討会議座長 他
水内 俊雄 (大阪市立大学都市研究プラザ教授) 医療施設検討会議座長 他
村上 靖彦 (大阪大学大学院教授) 子ども子育て専門部会座長 他 

________________________________________
[1] 例えば,2019年6月の有識者提言「あいりん総合センター閉鎖(建替)に伴う現況についての見解」 https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000472044.html [西成区HP]
[2] 西成特区構想会議関係図 [西成区HP] https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000456/456416/2erimaneimage.pdf

  センター閉鎖(建替)に伴う現況に関する有識者一同の見解 〜取組みの経過や問題点の整理〜
Date: 2019-06-06 (Thu)
◆◇あいりん総合センター閉鎖(建替)に伴う現況に関する私たちの見解◇◆

― 取組みの経緯や問題点の整理 ―

2019年6月3日 西成特区構想有識者委員一同

あいりん総合センター(以下,旧総合センター)は耐震上の問題から,2019年3月31日をもって労働施設部分を閉鎖する予定でした。
しかし,閉鎖に反対される一部の方がシャッター下に座ったり車両をいれるなどしたため,31日に閉鎖することができない事態が生まれていました。
その後4月24日,管理者である国・大阪府は,閉鎖に抗議して旧総合センターを占拠する方への立ち退きを求めて労働施設部分を閉鎖しました。
しかし,現在も抗議する方(およびそれを支援される方)によって同センターシャッター前に抗議拠点がおかれた状態にあります。

4月以降,この状況について各種メディアによる報道やSNSが発信されていますが,残念ながら事実と異なる情報も散見されます。
これらの情報によってミスリードが生じては,この8年の歳月をかけて地域の人々が同じテーブルについて粘り強く積み重ねてきたまちづくりの取組みに深刻な影響を及ぼしかねません。
また,現在旧総合センター前にある仮移転先の労働施設における日雇労働者や求人事業所による早朝求人・求職活動等に混乱が生じています。
閉鎖に対して反対か賛成かの主張とは別次元で,早急にこの事態に対応すべき時期に来ています。
これらのことから,私たちは,2025年に旧総合センター跡地に本移転が予定されている労働施設の仮移転とそれに伴う閉鎖について,
そこを利用されている方に向き合ってきた事実を正確にお伝えするとともに,現況に関する私たちの見解を示したいと思います。

<多くの情報は西成区や大阪府商工労働部のホームページで公開されています。本稿注釈アドレスから当該サイトを閲覧ください>

2012年の『西成特区構想』発意を契機に,多様な主体が参画しながらあいりん地域のまちづくりについて議論を進めてきました[1]。
2015年以降はこれらの議論を継承する『あいりん地域まちづくり会議』[2]において,住民団体や労働団体など地域の29もの団体と国・府・市・区が集結して5つの検討会議
(市営住宅・医療施設・駅前活性化・労働施設・公園,関連してエリアマネジメント協議会専門部会)で議論を積み重ねています(労働施設検討会議のみでも本会議39回,調整会議を含めて80回を超えています)[3]。
なかでも旧総合センターの耐震性については,2008年に国,府,市等によって建替・改修にむけた耐震調査が実施されており,その結果,旧総合センターの構造耐震指標であるIs値は,
「(大地震時:震度6強〜7程度の)地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性が高い」とされる0.3未満を大きく下回る数値でした(北側棟 0.208,南側棟 0.214)。
そこで国と府は,2015年に改めて労働施設のあり方を検討するために建替改修手法等に関する調査[4]を実施し,
旧総合センターに設置されている市営住宅,大阪社会医療センター(以下,医療センター),労働施設〔あいりん労働公共職業安定所(以下,職安)と西成労働福祉センター(以下,労働センター),寄り場(求人業者と求職者の集まるところ)および付随する福利厚生施設〕に関わる各検討会議がはじまりました。

そして,旧総合センター移転の是非,移転場所の確保,補強技術(デザイン)と使い勝手,改修工事期間と安全性,利用者への影響,そして費用対効果等を検討した結果,「建替えやむなし」という方針が決まり,市営住宅(第1・第2)と医療センターは萩之茶屋小学校跡地に移転,職安と労働センターは,いったん南海電鉄高架下に仮移転したのち旧総合センター跡地に本移転することが,同センターの耐震性に疑義を唱えられた一団体を除く全委員によって承認されました[5]。
その後,知事・市長出席のもとで開催された2016年7月26日の第5回あいりん地域まちづくり会議[6]にて建替えが正式に決定しています(現在,職安と労働センターは2019年4月に仮移転先に移転し,2025年に旧総合センター跡地に本移転予定。医療センターは2020年に移転予定。市営第1住宅も同年3月に竣工して現在転居中,市営第2住宅は2021年に移転する予定です。[7])

現在,医療センターが継続利用されている点については,利用者の人命に関わることから速やかに実施されることが望ましいのですが(来年竣工に向けて急ピッチで建替工事が進行中),各施設関係者や住民との合意形成,建設期間などの諸事情によって各施設の移転時期は異ならざるをえませんでした。@24時間施設であること,A精密機器があって容易に仮移転できないこと,B閉鎖した場合,地域の医療に重大な影響を及ぼすことなどによって苦渋の決断の上に継続利用されています。

また,職安,労働センターおよび旧総合センター1〜3階の日雇労働者の寄り場については,上記労働施設検討会議で議論を重ねてきました。
具体的には有識者による旧総合センター利用者に対するニーズ調査,地域支援団体等によるワークショップ[8]などの意見を踏まえ、
労働施設閉鎖・建替に際し,同所を日中の居場所として利用している方[9]に対して,様々な対応策を検討・実施しました[10]。
しかし,現状では使い勝手が悪いこともあり,今後も引き続き居場所として検討を重ねているところです[11]。
とくに,夜間にシャッターで閉じられた旧総合センター周辺で野宿をされていた方(閉鎖前約60名→閉鎖後約30名,2019.5.27,大阪市) [12]に対しては,なによりも“脱・野宿”の道が示される必要があります。
基本的には,野宿しなくてよい社会を目指すことが重要であり,人間の尊厳を尊重する立場からも,路上や旧総合センターのコンクリート床に寝ざるをえない状況は,放置できない事態であると考えます。
とはいえ「自分でできるうちは行政の世話になりたくない」,「生活保護を受けると付き合いがなくなり孤立する」という理由から路上での暮らしを選択する方がいます。
私たちは,本人の意思を尊重することが大切であると同時に,行政機関や地域団体などが取り組む巡回相談による見守り,相談事の受け入れ,意向確認が重要であり,生活保護利用を希望される方にはそちらへの移行を速やかに行うことが大切だと考えています。



私たちは,これらを基本的なスタンスとし,以下に見解を示したいと思います。



1. 旧総合センターは,現時点で耐震上極めて危険な建物である施設であるかぎり,野宿生活者等の利用とくに宿泊させることは人命保護の観点から容認されるものではないと考えます。

現在,旧総合センターは耐震上危険な状態にあることから,一刻も早く移転する必要があり,準備が整い次第閉鎖して災害時への対応をとるべきであると考えています。
なお,3月31日の旧総合センター閉鎖にあたり,これまで日常的に夜間閉鎖されていた旧総合センターを開放状態にし,野宿生活者等を夜間宿泊させることは,
人命保護・人権尊重・環境衛生の観点からみて懸念される事態であったと考えます。
これまで幾度にも及ぶ議論を積み重ねた経緯があり,同様に危険性を懸念する地域団体,労働支援団体もあることを踏まえていただき,
閉鎖に関する報道や情報発信等については,一方的・一面的な発信にならないよう,多面的で正確な情報に基づいた対応を求めます。

2. 旧総合センターシャッター沿いに置かれた荷物等によって,旧総合センター前に位置する仮移転施設における早朝求人・求職活動等に生じている混乱,そして公衆衛生の確保に対して早急に対応すべき時期に来ています。

4月24日以降,旧総合センターの閉鎖されたシャッター沿いの抗議拠点に置かれた荷物・車両等によって,現在,旧総合センター前にある仮移転先の労働施設における日雇労働者や求人事業所による早朝求人・求職活動等に混乱が生じています。
とくに毎年日雇い求人が増加する7月までに就労のための環境を整えないと,日雇労働者の求職活動に重大な支障をきたすことが懸念されています。
また,シャッター沿いに野宿の寝床等が多数固定化・密集することで,衛生環境が悪化して感染症が発生することも懸念されています〔野宿生活者が急増した1998年には地域に赤痢患者が多数発生(232人)〕。旧総合センター閉鎖に対して反対か賛成かの主張とは別の次元で,この事態に早急に対応すべき時期に来ています。

3. 安定した住居を持たず,旧総合センターを居場所とせざるを得ない方に対しては,引き続き社会福祉制度につなぐためのサポートを続け,地域のなかに選択可能な居場所をつくることが重要です。

これまで旧総合センターは夜間閉鎖されており,昼間居場所として利用していた方は,夜間に簡易宿所,あいりん臨時夜間緊急避難所(以下,シェルター),センター周辺の野宿場所へと移動していました。
2016年の建替が決定して以降は,行政とあいりん地域内で事業をおこなう社会福祉法人やNPOが一体となり,旧総合センターの労働施設とその周辺を利用する野宿生活者を社会福祉制度に繋ぐ努力を重ねてきた経緯があります。
そして居場所の代替機能として,既存シェルターをはじめ,仮移転した職安待合所(81席:トイレ・空調整備済)や労働センター施設(一部共用部)の利用時間延長や土日祝開放,そして隣接する萩之茶屋小学校跡地の一部(新萩の森「ふれあいひろば」以下,新萩の森)の暫定的居場所利用,地域内トイレの利用推進など,各種行政の縦割りを超えた対応が実現したことは特筆すべきであると考えています[13]。
とくに新萩の森を日中の居場所として利用できるよう進めてきた結果,旧総合センターの寄り場を利用していた多くの方に活用していただけるようになりました(現在約50名が利用)。
しかし現段階では,テントと日除幕,簡易トイレのみの緊急措置にとどまっていることから,夏にむけて地域と行政が協働してこの広場環境を整える予定です。

このように行政や地域の支援団体は,施設閉鎖について労働者・利用者等に周知する努力はしてきましたが,
いまなお当事者にとって安心できる居場所や生活機能等に関する不安が解消されてないという声もあります。
私たちは新たな居場所等の代替地については,地域全体を見渡して検討すべきであり,今後も地域住民・地域団体と行政が協働し,誰もが利用しやすい居場所づくりを推進することが重要であると考えています。

4. 噴出するホームレス問題に地域ぐるみで取組み始めた20年前から,地域内の対立関係の解消に向けて尽力してきました。
今後も引き続き対話を重ね,このまちの包摂力と地の利を活かした“再チャレンジ可能なまち”の具現化に向けたまちづくりが進むことを期待しています。

この地域は,20年前よりまちづくりという広がりのなかで,多様な主体が参画して深刻な地域課題解決を目指してきました。
2012年に西成特区構想が立ち上がった際も,行政のトップダウンによるスラムクリアランスへの危機感から,各主体の立場を超えたボトムアップ型まちづくりの場を構築してきた経緯があります。
一方,駅前をはじめ地域開発の波によってまちが大きく変化しつつある今,包摂力が失われることなく,地の利を活かした“再チャレンジ可能なまち”を目指して,私たちは2018年10月31日に『西成特区構想まちづくりビジョン2018〜2022有識者提言書』[14]を市長に提出しました(現在の具体的な事業につながっています[15])。
この提言でも整理していますが,現地建替えが予定されている新しいあいりん総合センターがより良い施設になるよう,労働者(利用者)をはじめ,行政・地域住民・地域団体が協働していくことが不可欠であると考えています。
まさにその具体化にむけた検討が進みつつある今,旧総合センター閉鎖に伴う混乱を早期に解消し,これまでの会議で議論されてきた労働機能と福利厚生機能を地域住民全体が利用できるまちづくりの方向性も含め,空間デザイン,管理運営手法,役割分担等の具現化が進むことを期待しています。



【西成特区構想有識者委員】

ありむら潜(釜ヶ崎のまち再生フォーラム 事務局長) 白波瀬達也(桃山学院大学社会学部 准教授)

寺川 政司(近畿大学建築学部 准教授) 永橋 爲介(立命館大学産業社会学部 教授)

福原 宏幸(大阪市立大学大学院 教授) 松村 嘉久(阪南大学国際観光学部 教授)

水内 俊雄(大阪市立大学都市研究プラザ 教授) <50音順>




[1] 西成区HP 西成特区構想 https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000168733.html
[2] 西成区HPあいりん地域まちづくり会議について https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000313493.html
[3] 西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議 [資料8:あいりん地域のまちづくりに係る各検討会議の進捗状況等] https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou8.pdf
[4] 『あいりん労働センター建替え等基本調査業務報告書』の概要
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000336/336504/6tatekaetougaiyou.pdf

[5] 西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議 [資料:労働施設検討会議議事のあらまし(H.30年度)] https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10roudousisetukenntpoukaigi.pdf

[6] 西成区HP第 9 回 あいりん地域まちづくり会議 議事録
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/280726dai5kaigiziroku.pdf

[7] 西成区HP第 9 回 あいりん地域まちづくり会議 [資料3:あいりん地域まちづくり会議ニュースレター6 (前面)]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/31.pdf

西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議 [資料7:工事のスケジュールイメージ]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou7.pdf

[8] 「センターの未来を提案する行動委員会」フェイスブック
https://www.facebook.com/futureofkamagasaki/

[9] 定期的な巡回相談ではH.30年の8月で60〜80名程度,H.31年の3月で30〜40名程度(自身の居宅を有する者と野宿状態の者の双方を含む),2019年,大阪市

[10] 西成区HP第10回 あいりん地域まちづくり会議

[資料4:あいりん労働福祉センターにおける野宿生活者への支援の実施結果まとめ]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou4.pdf

[資料5:関係施設位置図]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou5.pdf

[資料6:仮移転先の労働施設及び地域施設の運用について(案)]
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou6.pdf


[11] 西成区あいりんまちづくり会議公園施設部会「新萩の森ワーキンググループ資料」+こどもの里ワークショップ
https://9.gigafile.nu/0622-b0d5f12786363b618e428e1473e4ba28e

[12] 地域で夜回りなどの野宿者支援をしている支援者等による調査では,布団等の荷物置場も含めて〔閉鎖前〕約45か所,〔センター1F開放時の4/1〜4/24〕センター内外で約70か所

〔閉鎖後〕約50か所とカウントされています

[13] (再掲10) 西成区HP第10回あいりん地域まちづくり会議 [資料4:資料5・資料6]

[14] 西成区HP西成特区構想まちづくりビジョン有識者提言 (概要版)
https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/cmsfiles/contents/0000313/313493/10siryou3.pdf
(本 文)https://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000450779.html
[15] 西成区HP西成特区構想関連事業一覧
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/contents/0000457/457664/itiran.pdf


  2019年4月まちづくりひろばのご案内
Date: 2019-03-23 (Sat)
お待たせしました、と言うべきかも。このテーマ設定にもはや細かい説明は要らないでしょう。西成中華街構想のことはマスメディアを通して随分報道されていますので。遅まきながら、ようやくその本格学習の環境が整いました。「どう考えたらいいのか、よくわからん」という人が多いのが実情ですから、まずは冷静に情報と頭の整理です。
10連休という大型連休の前夜でもあり、リラックスした気分の中でいかがでしょうか。
本題の開始時間は通常より15分早めて、18:45からとします。質疑が盛り上がるなら終了の時間延長も可能です。

<通算217回目 Since 1999> 
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<1> 今話題の「西成中華街構想」についての本格的勉強会
中国の改革開放政策以後の新華僑による世界的展開と既存の中華街との違い。池袋や埼玉・西川口など日本各地の最近の事例紹介。その「西成版」の実相や課題。地域のエスニック資源と成り得るのか?ボトムアップ型まちづくりの視点から、地域は・あなたは、どう向き合う?

<2> この際、グローバルな不動産投資ビジネスの世界からニシナリはどう見えるのか、も学ぼう。
おいしいニッポン、さらにおいしいオオサカ、もっとおいしいニシナリなのか?

▽メイン・スピーカー
山下清海さん(地理学。立正大学教授、筑波大学名誉教授)
 やはりどんな道にもその研究者がおられるものですね。
世界に拡がる新興華人社会や日本国内各地での最近の動きにお詳しいどころか、西成のカラオケ居酒屋なども足繁くフィールドワークしておられるようです。
「西成の中華街構想については,池袋チャイナタウンと類似しており,私も危惧するところがあります。最初にボタンを掛け違えると,あとあと尾を引くことになってしまうのではないかと思います」とも述べておられます。
⇒山下教授の個人ホームページ  http://qing-hai.org/
 このホームページで先生の多くの近著の紹介がされています。
全世界に展開するチャイナタウンのフィールドワークを通じた紹介です。

⇒新聞記事切り抜きを添付しておきます。

▽サブ・スピーカー
・井本はる香さん(世界銀行 社会都市土地強靭性局 東京開発ラーニングセンター 知見管理官)
世界銀行は国連機関の一部で、昨年からあいりん地域を「インクルーシブ(包摂的)でレジリエントな(竹のようにしなやかなとか、復元力のあるの意)まちづくり」の事例として途上国の都市貧困対策担当者の研修の場として据え、西成とは良きパートナー関係にあります。研修は今年も実施します。西成やあいりん地域のまちづくりの良さを知る立場から、国際的な不動産投資ビジネスから見た当地域の現在評価や将来方向に関わる情報や知見を(さまざまな投資家や社会起業家からも新たに仕入れつつ)、総合的に語っていただきます。対応策の示唆もあるかもしれません。

・(地元から)西成区商店会連盟会長や有志、国際観光学や地理学教授、「あいりん地域まちづくりビジョン」提言の有識者委員など

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▼日時:2019年4月26日(金曜日) (18:00会場)18:30 〜20:50(延長の可能性あり)
▼会場:太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」としても利用される集会室の、本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
大阪市立大学都市研究プラザ(西成プラザ)
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約:不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

  特別篇まちづくりひろばのご案内(通算216回)
Date: 2019-03-07 (Thu)
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〜『福祉のひろば』発刊40周年記念スペシャル〜
社会課題先端地域、釜ヶ崎(あいりん地域)でいま起きている大きな変化と取組みからとことん学ぶ。
▽釜ヶ崎から市民向けの、どこよりも早く・深く・まとめて学べる、まちづくり現場報告&トークの集い
▽ありむら潜さん(漫画カマやんの作者)コーディネートによる第一線の実践者・研究者たちが講師陣
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【日時】 2019年3月15日(金) 10:00〜16:00 
【呼びかけ対象者】 釜ヶ崎(あいりん地域)について関心を持ち、その行方を見守っている一般市民・学生・研究者・福祉関係者等
【定員】40人。定員になり次第締め切り  
【参加費】 無料  
【申込み&お問い合わせ】 
住所、氏名、年齢、職業を記入して下記に申し込んでください。
総合社会福祉研究所( http://www.sosyaken.jp Mail:mail@sosyaken.jp) 06-6779-4894 fax06-6779-4895
釜ヶ崎のまち再生フォーラム:kama-yan@sun-inet.or.jp
【会場】 太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」として知られている会場の本来呼称)
     大阪市西成区太子1—4-2 太子中央ビル3階 (最寄り駅:地下鉄動物園駅、JR新今宮、南海新今宮) 
【共催】 総合社会福祉研究所、釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【後援】 有限会社福祉のひろば社
【企画趣旨】 
 過去半世紀にわたって関西圏の日雇い労働者たちの求職活動の舞台であり、日本労働遺産とでも呼ぶべき「あいりん総合センター」が耐震強化による建て替えのためにこの3月末に閉鎖されます。
これを機に、この地域の取組みから学べることをしっかり受け止めておくことは社会の責任でもあると考え、企画したものです。釜ヶ崎にはたくさんの社会的課題が凝縮し、その克服のための実践が先端的に繰り広げられて、学ぶべきものがあふれているからです。
たとえば、日本列島総釜ヶ崎化(非正規雇用や無縁社会の全国化)の警鐘、ホームレス支援をまちづくりと組み合わせる方式や地域トータルケア・ネットワークの先見性、「半就労・半福祉」をはじめとする生活保護制度活用法の地域的工夫、生活困窮者への支援付き簡易宿所転用型マンション等の実践ノウハウ、地域諸団体や行政が一堂に会して合議によるまちづくりを推進するボトムアップ型の徹底追求、ジェントリフィケーション論とそれに抗するサービス・ハブ概念の対置etc。
そして、この集い自体が当地域への実践的応援となるように、釜ヶ崎のまち再生フォーラムがまちづくりの推進軸として20年間も開催してきている「まちづくりひろば」との共催という形態にしました。
当日の報告や質疑は月刊誌『福祉のひろば』に掲載されます。

【内容】
以下の講師のみなさんはほとんど、あいりん地域まちづくり会議の有識者委員や地域委員として、状況改善に直接参画しています。

<午前> 10:00〜
1) 基調解説「釜ヶ崎は何がどう変わり、何が継承されるか?なぜ、どのようにしてそうなったか?何が課題か?」  
ありむら潜(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)
氏は釜ヶ崎で働き、活動し、漫画やコラム発信を続けること44年。まずはフィールド・ワークに代わって、スライドで時と空間を「まち歩き」。釜ヶ崎の過去・現在・未来を、ホームレスや生活困窮者支援の住民主導型まちづくりの観点から、応援団のみなさんにもわかりやすく提示します。

2) 専門分野ごとの解説 11:00〜
▽社会福祉研究者から
白波瀬達也さん(桃山学院大学社会学部准教授) 
「サービス・ハブ西成型の希求による社会的包摂力のアップデートをめざして」
   好評の 『貧困と地域』(中公新書)発刊後、有識者委員に。まちづくり実践のど真ん中に飛び込んでみて得た社会福祉視点からの最新の知見を語ってもらいます。

  ▽日雇い労働市場の研究者から
  水野阿修羅さん(日本寄せ場学会運営委員)
  「これほどまでに進行している日雇い労働市場の構造的変容」
    元鉄筋工でもあり、“釜ヶ崎の歩く生き字引”とも言われる氏が精力的に踏査した全国飯場(建設作業員宿舎)調査結果。そこから見えてきたのは広くニッポンの社会構造そのものの変化。あなたはきっと驚くでしょう。
                  (昼食&休憩 45分〜60分程度)
        *この時間帯や終了後に地域内を少し歩いてみるのも良いかと思います。

<午後> 13;00〜

  ▽地域に生きる住民・町会・自営業者の観点から 
   西口宗宏さん(地域内の第6町会長を14年間歴任。簡易宿所組合理事)
「不信と断絶の街の歴史を、労働者とは異なる立場からはどう克服しようとしているか」
    自らの簡易宿所を釜ヶ崎的知恵で生活困窮者支援マンションに転換し(サポーティブハウス)、単身高齢者等の支援のあり方を熟知。さらに外国人女性中期滞在者向けシェアハウスも開設するなど、地域ハウジング資源の多様化を推進中。弱者支援感覚の鋭さには誰もが脱帽。

 ▽子ども支援分野から   
山田文乃さん(いまみや小中一貫校指導教諭) 20分    
「ネガティブな地域イメージをもつ児童と作り上げた地域学習はこうして大きな前進を見せた」
 地元校の児童たちが8ヶ月間にわたる地域学習の成果として発表した“私たちの西成まちづくりプロジェクト”の提案8本は大人たちにポジティブなショックを与えました。その牽引者として経験を語ってもらいます。
  現在は休職して、外国にルーツをもつ子どもの支援事業推進中。荘保共子さんのお話とのセットで学んでいただきたい。

荘保共子さん(NPO法人こどもの里理事長)
「子どもたちが地域から消える寸前まで行き、再び子どもたちの声が聞こえる街をめざす取組みの中で人々に伝えたいこと」
「大都市部の限界集落」とも呼ばれたりする中で子どもたちはやはり希望です。子ども支援は地域再生のうえでどんな役割があるのか。どんなことができるのか。ドキュメンタリー映画「里にきたらええやん」の静かなヒットで、全国から視察や講演依頼が殺到する日々。

<休憩> 

3) シンポジウム&質疑応答    14:00〜16:00
「社会課題先端地域=釜ヶ崎でいま起きている大きな変化と取組みからあなたは何を学ぶか?たくさんの知見を持ち帰ろう」
会場参加者の意見や質問も入れて、存分に語り合います。
進行役:ありむら潜
シンポジスト:白波瀬達也、水野阿修羅、西口宗宏、山田文乃、荘保共子の各氏
 なお、織田隆之さん(前・社会福祉法人大阪自彊館あいりん相談室長)にも来ていただき、医療や救護施設のあり方・活用のしかたについての釜ヶ崎の経験や知見を、会場から発言していただく予定です。
        
<終了後>
1時間ほど使って、希望者のみ簡単なフィールドワークを考えています。

                                                    以上

  2019年1月まちづくりひろばのご案内
Date: 2019-01-02 (Wed)
みなさま、明けましておめでとうございます。
大阪市西成区あいりん地域(旧釜ヶ崎一帯)の2019年は、日本労働遺産とでも呼ぶべきあいりん総合センターが仮移転のため、いよいよ3月末をもって閉鎖されます。この年を地域の人々にとってより良い未来へのターニングポイントにすべく、みんなで力を合わせて、がんばりましょう。
早速ですが、新年の企画をご紹介いたします。

■■■■■ 2019年1月「まちづくりひろば」のご案内 ■■■
                      
<通算215回目 Since 1999> 
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『まちを住みこなす』(岩波新書)の著者をお迎えして、その釜ヶ崎バージョンを考える。
〜西成区やあいりん地域で住み続けられるために必要なハウジングや居場所のさらなる多様性をどう創り出すか(その現状把握と今後の大きな方向性)を語り合う〜

ゲストスピーカー:大月敏雄・東京大学大学院教授(建築計画学)
テーマ設定趣旨:
添付の書評(平山洋介・神戸大学教授の日経記事)をお読みください。現代人が、人生の年代ごとのステージに合わせて居住の形は変えながらも、同じまちに住み続けることについて、示唆に富んだ、タイムリーな内容です。本書に書かれた考え方は、「あいりん地域まちづくりビジョン有識者提言」のコレクティブ・タウン論(≒まちをシェア・ハウス的に考える)やサービス・ハブ論(≒あいりん地域を多様な社会福祉サービスの集積拠点として考える)などと通底しているものです。
地域にあるハウジング資源の現状報告&分析もサブ講師にお願いしつつ、議論を深めたいと思います。
どなた様もお気軽にご参加ください(参加申し込み不要)。
大月先生のお話の参考サイト
https://www.u-tokyo-asahikouza.jp/2018%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E6%A6%82%E8%A6%81/%E7%AC%AC2%E5%9B%9E-10%E6%9C%883%E6%97%A5/


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▼日時:2019年1月22日(火曜日) (18:00会場)18:30 〜20:50
▼会場:太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」としても利用される集会室の、本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)
▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
(調整中)大阪市立大学都市研究プラザ(西成プラザ)
▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約:不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

  台風のため9月まちづくりひろばは日程変更します
Date: 2018-09-03 (Mon)
9月4日(火)開催予定の「9月まちづくりひろば」は強い台風接近のため、延期します。

▽新日程は9月7日(金)19:00〜
規模と時間を縮小して、開催します。
▽会場は同じ太子福祉館(大阪市大西成プラザとしても機能)を確保する予定です。
もし確保できなかった場合だけ、新会場をこのホームページでもご案内します。

とりあえず、緊急のお知らせまで。


ありむら潜

  2018年9月まちづくりひろばのご案内
Date: 2018-08-30 (Thu)
<通算214回目 Since 1999> 
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あいりん地域の将来ビジョンの議論の中でキーワードの一つ(になりつつある)「サービス・ハブ」論について
もっと知る緊急公開座談会  

〜当研究の第一人者ジェフリー・ドゥヴェルトゥイユ氏(英国カーディフ大学上級講師)の
釜ヶ崎調査の合間を縫って実現〜

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▼日時:2018年9月4日(火曜日) (18:00会場)18:30 〜20:50
   
▼会場:太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」としても時々利用される集会室の本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)

▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
    大阪市立大学都市研究プラザ(西成プラザ)

▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約:不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

【企画趣旨】
 グローバル・シティの中の釜ヶ崎的な空間(貧困集積地域)の役割を「サービス・ハブ」という概念でとらえられるようになった傾向(欧米発)については、前回の「6月まちづくりひろば」でも、コルナトウスキ ヒェラルドさん(九州大学大学院比較社会文化研究院講師)から、東アジア各国の事例も加えて語ってもらいました。
  そこへ、1週間という短期間ですが、ドゥヴェルトゥイユ氏(以下、ジェフ先生)が社会的弱者支援の各種団体聴き取り調査に来釜される(3回目)と聞き、急きょ打診したところ、協力していただけることになったものです。感謝、感謝です。
  そうした経過から、今回のまちづくりひろばは講演としてではなく、先生の聴き取り調査対象団体のメンバーを中心に集まっていただき、ざっくばらんに質問しあう形式にします。
それによって、ジェフ先生にとっては個別団体聴き取り調査の補足となり、私たちにとってはサービス・ハブ論の国際的概念の再確認や内容の深掘り作業となり、ひいては現在策定中のまちづくりビジョンのヒントとなる、そのような良き機会にできないものかと思っています。
「これは何かヒントがうずもれていそうだ」と直感した方はぜひ覗いてみてください。

 【サービスハブ論やジェフ先生ご自身についての情報】
 
<今回の窓口となっているヨハネス・キーナーさん(大阪市立大学都市研究プラザ)のコメント>

「特に2015に出た『Resilience in the Post Welfare Inner City』という本は注目を集めて、日本語に翻訳された論文もあります。下記のリンクをご確認ください。

ジェフ先生のホームページ:http://www.cardiff.ac.uk/people/view/363230-deverteuil-geoff

ジェフ先生の本:http://policy.bristoluniversitypress.co.uk/resilience-in-the-post-welfare-inner-city

ジェフ先生の論文(日本語に翻訳されています by松尾卓磨さん):http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/geo/pdf/space19/19_81matuo.pdf

今回の研究の概要:
グローバル都市圏におけるサービス・ハブ:サバイバルの地理から新しいコモンズへ?
ジェフリー・ドゥヴェルトゥイユ(イギリス/カーディフ大学)
(以下はジェフ先生自身の梗概。日本語訳と英語本文をつけます)
グローバル・シティの地域には、社会的な分極化が特徴的であり、最富裕層と最貧困層のみが残る地域になってしまう傾向がある。本研究のフォーカスは、最貧困層がサービス・ハブを通じてどのように都心及びそれに近接する空間の占有またはその利用を維持できるかを明らかにすることである。サービス・ハブというのは、社会的弱者のサバイバルを支援するボランティア・セクター団体が相当に集積する地域である。そして、サービス・ハブは最低限のサバイバルを可能にする地域だけではなく、資本主義にたえず脅迫されつつもそれを超えて存在する商品化されていない共同空間、いわゆる「コモンズ」になる可能性もある。
私は比較研究のために、ロンドン市のブリクストン地区、ロサンゼルス市のヴェニス地区、大阪市の西成区という3つの地域をケーススタディー対象にして、2つの目的で調査を進める。1つ目は、どの程度でサービス・ハブはコモンズであるか、そして2つ目は、こうなったサービスハブとコモンズの関係は3つのケーススタディーズの間で、どのぐらい異なるかということである。

Service hubs in global city-regions: From a survival geography to a new commons?
Geoffrey DeVerteuil (Cardiff University, UK)

Global city-regions are marked by social polarization, where increasingly only the very rich and very poor remain. The focus here is on how the very poor have maintained their occupation and access to prime central urban space via service hubs, that is conspicuous concentrations of voluntary sector organisations that help the vulnerable survive. And yet, service hubs could also constitute more than just bare-bones survival - they could be potential commons, that is non-commodified and collective spaces that exist beyond capitalism but always threatened it.
I propose a comparative set of three case study service hubs - Brixton in London, Venice in Los Angeles and Nishinari in Osaka - and focus on two research objectives. The first is on the degree to which service hubs can be considered commons, and, second, how the relationship between service hub and commons differs across the three case studies.

 <ジェフ先生とも親交のある水内俊雄教授(大阪市立大学都市研究プラザ)からの紹介コメント>

「ジェフはカナダ出身で、モントリオールのマギル大学、バンクーバーのUBCを経て、大学院が南カリフォルニア大学で、マイケル・ディア教授なども構成スタッフで、世界のホームレス研究をけん引する研究拠点で研鑽を深めました。彼の指導教員のジェニファー・ウォルチのもとで博士号をとりました("Welfare Reform and Welfare Neighborhoods: Institutional and Individual Perspectives")。
マイケルとジェニファーがサービスハブを、1990年代前半にLAで編み出したものと思います。その代表的論文が下記です。
Dear, Micahel, Wolch, Jennifer & Wilton, Robert (1994) “The Service Hub Concept in Human Services Planning” Progress in Planning, Vol. 42, pp. 173-271.
『Progress in Planning 』とはUniversity of South Californiaの雑誌です。PDFは重いので希望の方はお知らせください。
ちなみに、その頃ありむら潜さんはLAを訪れ、彼ら彼女らに会い、そして漫画「カマやんのアメリカ大放浪・LA篇」を描いています(ヤングチャンピオン・コミックス『Hotel New 釜ヶ崎』 99頁目にDear教授が似顔絵で登場して、LAのホームレス状況の解説をしている)。
その後ジェフはロンドンとシドニーで同様の研究をし、それが本にまとまっています。
 今回はコモンズ概念に当面の到達点を設けているようで、(あいりん地域のまちづくりビジョン案などで提示されている)コレクティブ・タウンという概念と親近性も高く、コモンズという言い方で、ジェントリフィケーション研究が構想する都市とは異なる都市像を提案されるのでは、と期待しています。私の周辺では「包容力ある都市」という言い方をしていますが」。


ジェフ先生の紹介は以上ですが、「ほんなら、コモンズとは何ぞや?」というのが私、ありむらなどの浅学的レベルです。
そこで、ネットで「知恵蔵」あたりをクリックすると、「草原、森林、牧草地、漁場などの資源の共同利用地のこと」という一文が先頭に出てきます。なるほど、これまでの釜ヶ崎(あいりん地域)が社会的弱者に対して果たしてきた機能(社会的サービス提供機能)を評価しつつ、これからも時代の変容に即して、貧困者向けの多様な社会的サービスが得られる共同利用地としての機能に再構築していけないか、といったメッセージであるようです。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA-66331#E7.9F.A5.E6.81.B5.E8.94.B5

おもしろそうであることがおわかりになりますか?
ジェフ先生の調査趣旨に沿って、座談会メンバーになっていただきたい団体・個人には主催者から声かけをさせていただきます。
どうかよろしくお願いいたします。

  2018年6月まちづくりひろばのご案内
Date: 2018-05-23 (Wed)
<通算213回目 Since 1999> 
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釜ヶ崎の包摂力継承の基盤となる新たなハウジング論・居住支援論を深め合うブレーンストーミングへのお誘い

(1)「定住」か「宿泊」か「野宿」かの3択論ではとらえきれない、多様で中間的・暫定的な住まい方が拡がっている最新実態報告と、その中で見えてきた地域居住資源活用の可能性を考え合う
発題者:水内俊雄さん(大阪市立大学都市研究プラザ教授)

(2)空き家・簡宿・密集市街地アパートなど多様なハウジングのマネージメント・プロジェクトで職能開発・地域就労・居住支援等のしくみづくり(まずはそのモデル事業)を考え合う
  発題者:寺川政司さん(近畿大学建築学部准教授)

(3)上の2つをつなぐキーワードの一つ「サービス・ハブ」とは国際的にどのような概念?釜ヶ崎的に言えばどういうこと?
  発題者:コルナトウスキ ヒェラルドさん (九州大学大学院比較社会文化研究院講師)   
  *多忙な発題者のみなさんが到着する時間調整の必要もあり、実際の進行では(1)の前、または(1)と(2)の間に語ってもらう予定です。
         
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▼日時:2018年6月20日(水曜日) (18:00会場)18:30 〜20:50
   
▼会場:太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」としても時々利用される集会室の本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)

▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
(調整中)大阪市立大学都市研究プラザ(西成プラザ)

▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約:不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

【企画趣旨】
 全国的にも何かにつけてハウジングの重要性が語られるのが今の局面です。
民泊の浸透で住宅の定義が揺らぎ、国交省でさえ住宅セーフティネット法の再整備(住宅確保要配慮者)により居住支援の再構築をさぐっています。とりわけ、あいりん地域は市場原理の荒波に直面しており、この地域の良さ=包摂力の基盤となる住宅資源の柔軟な見直しや再整備がどこよりも急務と言えます。

(1) 水内教授はこのほど、地下鉄花園駅周辺(あいりん地域の一部でありつつ、集合住宅の用途変更がきわめて流動的な地域)の住宅実態調査をもとに、斬新な報告書を出されました。
私なりの解釈で紹介しますと、
・あいりん地域内外での住まい方には6つの類型があるのではないか。
・「定住」か「宿泊」の2択ではなく、その中間に「滞在」。その「滞在」と「定住」の間には、さらに中間的で暫定的な住まい方の2類型がある。これを造語として「暫住(ざんじゅう)」と「暫居(ざんきょ)」と呼ぶ(→どのようなものかはひろば当日に乞うご期待)。「野宿」も含めると、6類型が実態としてあり、住まい方の多様性は近年拡がっていることが判明した。
・あいりん地域の今後のまちづくりでの住宅課題を考えた場合、こうした実態のさらなる分析・整理をする必要を感じる。そして、多様性が増す住まい方を可能ならしめている地域住宅資源(簡宿・近隣の飯場・ワンルーム・有料ホステル・シェルター等の集積状況)の積極的な活用方策を考えたほうが良いのではないか。
ということになるでしょうか。

 つまり、あいりん地域は伝統的に中間的・暫定的な住まい方の街として特徴を持つ地域であり、これを発展継承してこそ強みを維持・再生できるのではないかという示唆ですね。もちろん、安心・安全と両立させながらですが。
たしかに「今後は子育て世代の流入も」とは言ってみたところで、直ちにそれを呼び込めて定住人口を増やすという発想にはいささか無理があります。両者のギャップを埋める作業(理論的深化、ビジョンの共有化)が必要です。

(2) これを受けて、活用の具体化論に入り込むのが寺川さんの発題です。向こう5年間の第2期西成特区構想でもこのモデル事業を実施することが提言されており、住宅と福祉と労働(就労)を結びつける「サービスハブ」(それって何?当日お聞きしましょう。昔から釜ヶ崎はそうだったと言える)の再構築を提唱します。

(3)お2人の発題の中にも出てくるサービスハブという用語(概念)について語ってもらう、ジェイさんこと コルナトウスキさん。「これは地域を解明するのにいい術語ツールで、そもそも英米圏でできた概念。それを東アジア圏(香港・シンガポール・ソウル・台北など)で見ていき、最後に釜ヶ崎の事例を取り上げて考えてみる予定」だとのことです。

参加予約など不要です。どなたでもお気軽にお越しください。
幅広い方々のご来場をお待ちしています。

  2017年12月まちづくりひろばのご案内
Date: 2017-11-23 (Thu)
<通算212回目 Since 1999> 
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 いったい今、どうなっている?市場原理にもとづく新今宮駅周辺地域の不動産流動化の最新実態の集中的情報交換会。単身高齢者も住み続けられ、家族世帯も住めるようにするためのまちづくり課題とヒントをさぐる。

報告者
<1> 陸 麗君さん
(大阪市立大学都市研究プラザ 特別研究員、中国・華東理工大学 社会与公共管理学院 特別研究員)
「新華僑たちの起業と地域ー西成区あいりん地区を中心に」(仮)
“あいりん地区のアーケード商店街における新華僑たちの起業(カラオケ居酒屋や不動産経営など)が地域にもたらす影響、また地域が新華僑たちに与えるインパクト”を中心に調査され、その論文が発表される予定とのこと。地域側としては、新華僑の人々への直接の聴き取り結果に、まずはお互いを知るという意味で、大いに関心が湧きます。
(目安25分)
      
<2> 松村嘉久さん(阪南大学国際観光学部教授)
「新今宮駅周辺の民泊の実態調査および観光動向から見えてきた実態と、そこからのまちづくり課題とヒントをさぐる」(仮)
西成区側以上に激しい浪速区側の動きも報告していただきます。星野リゾート、恵美小学校閉鎖後の用途方向、南海電鉄に売却決定となった旧馬淵生活館の外国人就労支援施設情報、引き続く民泊激増の影響、などです。
(目安20分)

<3> 杉浦正彦さん(萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社・不動産事業部担当者)
あいりん地域生活困窮者への住宅あっせん(&生活支援)現場から見えてきた不動産物件流動化の生々しい実態報告と、そこから見える住宅弱者支援のまちづくり課題やヒントをさぐる
         (目安20分)

<4> 水内俊雄さん(大阪市立大学都市研究プラザ教授)
「新たな住宅セーフティネット制度づくり」(国交省住宅局)の内容紹介やその活用可能性をさぐる。関連する国の政策的動きも。時間があれば、先生自身の現在の地域調査の中から本日の大テーマに関連する補足的報告も。
         (目安15分)

<5> あいりん地域まちづくり会議及びテーマ別部会からの報告
特に、「あいりん地域まちづくりビジョン策定調査」について
まちづくりビジョン策定調査委員会の有識者委員(寺川委員、福原委員)
西成区役所(企画調整)、大阪府商工労働部労政課など行政各担当部署(出席の可否打診中)
(目安15分)

<質疑や議論> 30分

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 【企画趣旨】
 いつも長文で恐縮しています。今月は、上記のとおりで充分に伝わるかと思います。
中身満載のため、今月は15分繰り上げて、本題を18:45から開始いたしますので、ご注意。
参加予約など不要です。どなたでもお気軽にお越しください。
幅広い方々のご来場をお待ちしています。

▼日時:2017年12月12日(火曜日) (18:00会場)18:30 〜20:50
   (越冬関係の会合と曜日が重なり恐縮です。多くの関係者の日程調整の結果、この日しか一致日がありませんでした)

▼会場:太子福祉館(「大阪市立大学西成プラザ」としても時々利用される集会室の本来呼称です)
⇒JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)または地下鉄「動物園前」駅の太子交差点・南西角にある定食屋「宮本むなし」のある太子中央ビル3階。
出入り口ドア(オートロック)前で、インターフォンで「302」+「呼出」ボタンを押し、応答があればドアを「外」へ開き、中へ入る。(ただし、当日の時間帯は開けっ放しにする予定です)

▼共催:釜ケ崎のまち再生フォーラム
大阪市立大学都市研究プラザ(西成プラザ)

▼参加費:資料代として300〜500円程度の寄付をいただければ幸いです。
       日雇い労働者・野宿生活者・生活保護やそれに準ずる方々などは不要です。
▼参加予約:不要
▼お問い合わせ:事務局(ありむら)まで
 携帯電話:090-8448-0315
e-mail:kama-yan@sun-inet.or.jp
URL : http://www.kamagasaki-forum.com

  NHKのニュース番組から
Date: 2017-09-12 (Tue)
日頃はあいりん地域におけるまちづくりへの取組みへのご理解ご協力ありがとうございます。
ご承知のように、地域での大きな話し合いの舞台になっている『あいりん地域まちづくり会議』での議論のようすは、西成区役所、大阪府、西成労働福祉センターそれぞれのホームページなどで、随時見ることができます(発行物では区役所からのニュースレターや掲示物など)。
各回ごとに議事録や動画もアップされていることは既報のとおりです。

http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000313493.html
http://www.pref.osaka.lg.jp/koyotaisaku/airin_taisaku/airintaishin.html
http://www.osaka-nrfc.or.jp/


そうした取組みの中で、このたび以下のNHKニュースにあるような聴き取り調査を、いま一度実施することになりました。
これは、2つの役割があります。
(1)現在のまちづくりの議論の到達点をより幅広い人々(地域に暮らす住民各層、各施設・簡宿等の利用者、現役日雇い労働者、路上生活者、町会内の一人ひとり等々、いまだ情報が伝わりきれていない人々)にきちんと知らせていくこと
(2)併せて、今後のまち全体のあり方(コンセプト)や、あいりん総合センター内の労働施設の(現敷地内での)建て替えについての意向などを聞いて、まちづくりビジョンの策定に反映させていくこと
です。

言い換えれば、まちづくりをもう一段、深く広いボトムアップ型にしていくためのもので、
有識者委員たちを軸に、行政関係(市・府・国)、地域諸団体(町会や労働者支援団体その他)、多数の学生を含む大学関係者等で、まもなくの実施に向けて準備中です。
別途、当該地域一帯の将来人口推計に向けた調査なども並行して進んでいます。

以下、NHKのニュース番組の動画とテキストです。

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170909/3773791.html


関西 NEWS WEB大阪放送局 トップ
「西成特区構想」大規模調査へ
09月09日 07時58分

大阪・西成区でゴミや放置自転車などの対策を進めてきた「西成特区構想」について、あいりん地区の住民や路上生活者などおよそ500人から聞き取る、初めての大規模な調査が行われることが、関係者への取材でわかりました。
「西成特区構想」は、西成区の活性化を目指そうと平成25年度からゴミの不法投棄や迷惑駐輪の対策などの取り組みが進められています。
こうした取り組みの評価や課題について、あいりん地区の住民や路上生活者などおよそ500人を対象に今月19日から1か月かけて聞き取りなどの調査が行われることが関係者への取材でわかりました。
西成区と大阪府、それに大学などが協力して行い、あいりん地区で行政による大規模な聞き取り調査は初めてです。
調査では、特区構想で町がどう変わったかや、今後のまち作りへの要望のほか、建て替えが予定されている日雇い労働者支援の施設「あいりん総合センター」への意見も聞き取ることにしていて、調査の結果は来年度以降も続けられる西成特区構想の施策に生かされるということです。
調査に参加する近畿大学建築学部の寺川政司・准教授は、「これまで拾い上げられなかった現場の方々の意見を伺い、今後のまち作りに反映させていきたい」と話しています。

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