■ 第231回まちづくりひろばのご案内/2024年11月5日(火) |
Date: 2024-09-14 (Sat) |
11/5(火)に開催する第231回まちづくりひろばのご案内をさせていただきます。
スピーカーは萩之茶屋小学校/いまみや小中一貫校の元教諭で、現在は立命館大学嘱託講師を務める山田文乃さんです。
【テーマ】
「ちがいを包摂できる学校づくりから見えた子どもの実態及び地域とつながる教育実践上の課題」
【ゲスト・スピーカー】
山田文乃さん(元:萩之茶屋小学校/いまみや小中一貫校の教諭 現在:立命館大学産業社会学部の初等教職課程支援担当嘱託講師)
【プロフィール】
大阪市の教員として23年間勤務。大阪市内の複数の小学校で外国にルーツをもつ子どもを含む多様な背景をもつ子どもたちと関わってきたほか、インドネシアの在外教育施設で勤務経験がある。教育委員会の多文化共生教育相談ルームでは、大阪市内の学校園から、外国にルーツをもつ子どもの受け入れに関する相談を受けていた。その後、教育委員会では、外国につながる子どものプレクラス・プレスクールを立ち上げた。現在は、立命館大学で小学校教諭免許取得をめざす学生支援を行う。社会福祉士。
【企画趣旨】
近年、西成区は外国籍住民が急増しており、それに伴って外国にルーツを持つ子どもたちも増えています。地域に暮らす子どもの状況が多様化するなか、学校はいかに「ちがい」を包摂できるのかが問われています。釜ヶ崎では「子どもたちの声が再び聞こえるまちづくり」をスローガンにしていますが、子どもたちの状況を学校関係者から伺うことは必ずしも多くありません。学校現場は多様化する子どもたちにどう向き合っているのでしょうか。また、地域やルーツに対する肯定感を育む教育がどのように展開されているのでしょうか。これらについて萩之茶屋小学校/いまみや小中一貫校の元教諭で、現在は立命館大学で嘱託講師を務める山田文乃さんに語っていただきます。参加予約は要りません。どなた様もお気軽にご来場ください。
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【日時】2024年11月5日(火曜日)18:30〜20:30 本題は19:00開始(時間厳守)
【場所】太子中央ビル3階集会室(「西成プラザ」の通称で知られている会議室)
アクセス:JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)、または地下鉄「動物園前」駅(6番出口)の太子交差点・南西角(定食屋「宮本むなし」と同じビル)
【司会】白波瀬達也(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)(仮)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】資料代として少額のカンパ(有志)を募ります
【お問い合わせ】釜ヶ崎のまち再生フォーラム(渉外担当・ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
■ ひと花11年記念シンポジウム 孤独列島 寄せて寄せられ、ひと花さかそ!2024年9月27日(金) |
Date: 2024-09-14 (Sat) |
釜ヶ崎のまち再生フォーラムが「協力」の立場で関わるイベントのご案内を差し上げます。
孤独・孤立対策や地域の居場所づくりに関心がある方は是非お気軽にご参加ください。
ひと花11年記念シンポジウム〜孤独列島 寄せて寄せられ、ひと花さかそ!
西成区単身高齢生活保護受給者の社会的つながりづくり事業の11年をぎゅっぎゅっと濃縮!!
日時:2024年9月27日(金)18:00〜20:30ごろ
開場:17:30
場所:サービスハブ西成 大阪市西成区太子1−13−15
主催:認定NPO法人 釜ヶ崎支援機構 協力:釜ヶ崎のまち再生フォーラム
参加費:無料
【開催主旨】 ひとりの集まるまちでひと花さかせた11年!
ひとり暮らしの高齢者がたくさん住んでいるまち大阪市西成区で2013年に始まり、社会参加の機会作り・日常の生活支援・西成区のイメージアップに取り組んできた「単身高齢生活保護受給者の社会的つながりづくり事業(ひと花プロジェクト)」は11年の成果をえて、
今年4月に高齢以外の方の就労支援を行っているサービスハブ西成に発展・統合されました。
地域のこどもたちも含めてオール世代がお互いのよいところを大事にしながら活躍できるプロジェクトに変化しつつあるいまをお伝えしたく、このシンポジウムを企画いたしました!
孤独・孤立対策に関心のあるみなさまのご参加をぜひお待ちいたしております。
<ワークショップ>
孤独・孤立をつながりに変化させるヒントがみつかるかも!?会場にてご参加ください。
<トークセッション>
孤独・孤立対策や生活困窮者支援に詳しい有識者によるトークがもりもり!
オンラインあります。
Zoomウェビナーで配信をします。事前申込みは下記リンクより。
ひと花11年シンポジウムオンライン参加申込フォーム
※前日までにメールにてURLをお知らせいたします。
<トーカー>
孤独・孤立に取り組む最先端の見識が聞けます!
大西連
2010年より新宿での路上生活者支援活動に取り組み、自立生活サポートセンタもやいの活動に参加、2014年より理事長。現在内閣府孤独・孤立対策推進室孤独・孤立対策推進参与を務めている。
嵯峨嘉子
大阪公立大学大学院現代システム科学研究科准教授。貧困状態にある人々に対して最低生活を保障するための政策的課題を検討している。貧困状態にある人々の生活困窮のサインをどのように把握しどう政策的に対応するのかその支援の在り方に関心を持って研究を進めている。
<司会>
白波瀬達也
関西学院大学人間福祉学部教授。不利が集中する都市・地域の課題をフィールドワークの手法に基づき研究している。単に実態を把握するだけでなく、課題解決のための政策やソーシャルアクションについても研究している。
<ワークショップ・コーディネイター>
上田假奈代
3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。2003年大阪・新世
界で喫茶店のふりをしたアートNPO「ココルーム」を立ち上げ、2012年「釜ヶ崎芸術大学」開講。2016年ゲストハウスのふりもはじめ、あの手この手で地域との協働をはかる。
<スケジュール>
17:30 開場
第一部
18:00 ひと花ショー
18:30 ワークショップ
「わたしが孤独だったとき」
第二部
19:00 ごあいさつ
19:10 ひと花11年ふりかえり
19:25 大西連さんのトーク
19:45 嵯峨嘉子さんのトーク
20:05 トークセッション
20:30 閉会のごあいさつ
途中参加歓迎です!!
主催:認定NPO法人釜ヶ崎支援機構
協力:釜ヶ崎のまち再生フォーラム
問い合せ先:サービスハブ西成
06―6556―7231
dont-staff@npokama.org
■ 第230回まちづくりひろばのご案内/2024年6月28日(金) |
Date: 2024-05-27 (Mon) |
今回のスピーカーは認定NPO法人釜ヶ崎支援機構の笠井亜美さんです。笠井さんは「西成版サービスハブ構築・運営事業」(since 2019)の管理者として生活保護利用者の就労支援・生活支援に従事しています。
西成区は他地域と比べ生活困窮者の流入が目立っています。こうした人々を生活保護で受け止めつつ、安定した暮らしに導くためにはどのような支援が求められるのか。
これまでの取り組みの成果と課題を報告してもらいます。
テーマ:「生活保護利用者を対象にした就労支援・生活支援 ー西成版サービスハブ構築・運営事業の成果と課題」
▽ゲスト・スピーカー:笠井亜美さん(認定NPO法人釜ヶ崎支援機構 / 精神保健福祉士・公認心理師)
プロフィール
精神科の病院勤務を経てホームレス支援のソーシャルワークに従事。現在は認定NPO法人釜ヶ崎支援機構地域活性化事業部サービスハブ・構築運営事業の管理者として生活保護利用者の就労支援・生活支援をおこなっている。
【企画趣旨】
西成区は以前から他地域から単身男性の流入が顕著に多い。近年は釜ヶ崎の労働市場の衰退も相まって新規流入者が仕事に就くことは困難になっている。そのため西成区では収入や住まいが不安定な人々を生活保護で包摂しつつ、丁寧な伴走を通じて暮らしの安定化を図っている。第230回まちづくりひろばでは、認定NPO法人釜ヶ崎支援機構の笠井亜美さんに生活保護利用者の就労支援・生活支援の成果と課題を報告してもらいます。参加予約は要りません。どなた様もお気軽にご来場ください。
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【日時】2024年6月28日(金曜日)18:30〜20:30 本題は19:00開始(時間厳守)
【場所】太子中央ビル3階集会室(「西成プラザ」の通称で知られている会議室)
アクセス:JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)、または地下鉄「動物園前」駅(6番出口)の太子交差点・南西角(定食屋「宮本むなし」と同じビル)。
【司会】白波瀬達也(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】無料
【お問い合わせ】釜ヶ崎のまち再生フォーラム(渉外担当・ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
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釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長
白波瀬 達也(しらはせ たつや)
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■ 第229回まちづくりひろばのご案内/2024年4月19日(金) |
Date: 2024-03-22 (Fri) |
テーマ:「釜ヶ崎での43年間を振り返って ー私が出会った先輩たちー」
▽ゲスト・スピーカー:海老一郎さん(西成労働福祉センター職員 2024年3月末に定年退職)
プロフィール
1981年から2024年3月まで西成労働福祉センターで日雇労働者の職業紹介及び労働・生活相談、広報紙『センターだより』の編集、技能講習に携わる。
その間にいくつかの労働調査や野宿生活者調査に参加。大阪府立大学大学院では社会福祉学を学ぶ。
現場と研究をつないだ研究成果は『路上に生きる命の群れ』(1999年、随想舎)、『新しい仕事づくりと地域再生』(2006年、文理閣)、
『ホームレス研究 ー釜ヶ崎からの発信』(2007年、信山社)、『釜ヶ崎のススメ』(2011年、洛北出版)、
『現場から福祉の課題を考える ーソーシャル・キャピタルを活かした社会的孤立への支援』(2017年、ミネルヴァ書房)などの編著書に収められている。
2024年4月から大阪公立大学都市科学・防災研究センター客員研究員として釜ヶ崎資料のアーカイブに関わる予定。
【企画趣旨】
釜ヶ崎を取り巻く労働環境はこの数十年で激変しています。これまでの基幹産業だった建設日雇の求人は減少する一方、
釜ヶ崎には多様な就労ニーズがあるため、これらに応答していくことが求められています。
第229回まちづくりひろばは、西成労働福祉センターに長年従事されてきた海老一郎さんの定年退職記念として実施します。
労働・生活相談で関わった労働者を通して地域の歴史と課題をお話しいただく予定です。
参加予約は要りません。どなた様もお気軽にご来場ください。
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【日時】2024年4月19日(金曜日)18:30〜20:45 本題は19:00開始(時間厳守)
【場所】太子中央ビル3階集会室(「西成プラザ」の通称で知られている会議室)
アクセス:JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)、または地下鉄「動物園前」駅(6番出口)の太子交差点・南西角(定食屋「宮本むなし」と同じビル)。
【司会】白波瀬達也(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】無料
【お問い合わせ】釜ヶ崎のまち再生フォーラム(渉外担当・ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
■ 第228回まちづくりひろばのご案内/2024年1月10日(水) |
Date: 2023-12-14 (Thu) |
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テーマ:西成区界わいの看護や介護現場で働く外国籍の人々の就労・生活・コミュニティ等の実態に関する情報交換ひろば
〜西成区での人口動態変動の実相に迫るシリーズ・外国籍人口篇(1)〜
▽ゲスト・スピーカー:安里和晃さん(京都大学大学院 文学研究科国際連携文化越境専攻社会学専修兼任准教授)
プロフィール:
https://www.socio.kyoto-u.ac.jp/member_cat/teacher_cat/%E5%87%86%E6%95%99%E6%8E%88%EF%BC%9A%E5%AE%89%E9%87%8C%E3%80%80%E5%92%8C%E6%99%83/
【企画趣旨】
2023年1月の当まちづくりひろばで、水内俊雄・大阪公立大学客員教授によって、この5年間の西成区の人口動態分析が報告されました。
そこでは、西成区で5つの大きな人口変動が起きていることが明らかになりました。
そのうちのひとつが「外国籍住民の急増」です。外国籍住民の急増は多文化共生的課題が増します。
特に防災面での協力・連携づくりは喫緊の課題でもあります。
2023年7月に釜ヶ崎のまちスタディツァーに京大の学生が参加したことを介して、担当教員の安里和晃准教授と知り合う幸運に恵まれました。
安里先生は釜ヶ崎周辺や西成区界わいで看護や介護に従事する外国人労働者の調査活動にも従事したことがあります。
上記URLをクリックしたらわかりますように、安里先生は現在のまちづくりひろばが求めている研究に従事されています。
そのようなわけで、公開型の情報交換会(ひろば)を開くことになりました。
当日は釜ヶ崎やその周辺で看護・介護に従事していらっしゃる方々の情報も交えることで現象を立体的に捉えていきたいと考えています。
参加予約は要りません。
どなた様もお気軽にご来場ください。
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【日時】2024年1月10日(水曜日)18:30〜20:45 本題は19:00開始(時間厳守)です。
【場所】西成プラザ(対面開催のみ)
アクセス:JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)、または地下鉄「動物園前」駅(6番出口)の太子交差点・南西角。
そこにある太子中央ビル3階(定食屋「宮本むなし」と同じビル)。
【司会】白波瀬達也(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】無料
【お問い合わせ】
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(渉外担当・ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
■ 第227回まちづくりひろばのご案内/2023年5月15日(月) |
Date: 2023-04-11 (Tue) |
テーマ
釜ヶ崎は新型コロナといかに闘ってきたか ー3年間の歩みを振り返る
ゲストスピーカー:
・工藤新三さん(大阪社会医療センター付属病院)
・吉村友美さん(山王訪問看護ステーション)
・山田真意さん(メゾンドヴューコスモ / サポーティブハウス連絡協議会)
新型コロナウイルス感染症は、2020年1月に国内初感染が確認されてから3年余りが経過しました。
いよいよ5月8日からインフルエンザと同じ5類へ「格下げ」となる予定です。
ご存じのとおり釜ヶ崎は単身高齢男性が集住しています。風呂やトイレが共用の住宅も多く、感染症に脆弱な町といえます。
一方、支援のネットワークが充実した町でもあります。この3年間に釜ヶ崎は新型コロナといかに闘ってきたのでしょうか。
実際に何が起き、どのような対策がなされていたのか?
医療と暮らしの現場から3人のスピーカーに振り返ってもらいながら、
地域の既存セーフティネットの効果やほころびを検証し、アップデートに向けたヒントを探ります。
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【日時】5月15日(月曜日)18:30〜20:45
【場所】太子福祉館(通称:西成プラザ)*対面のみの実施
行き方:JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)、または地下鉄「動物園前」駅(6番出口)の太子交差点・南西角。太子中央ビル3階(定食屋「宮本むなし」と同じビル)。
【司会】白波瀬達也(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】無料 (参加申込不要)
【お問い合わせ】
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
携帯電話(ショートメール活用希望。当日も):090-8448-0315
以上
■ 第226回まちづくりひろばのご案内/2023年1月25日(水) |
Date: 2023-01-18 (Wed) |
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テーマ:西成区・あいりん地域の最新人口動態分析と、そこから見えてきたアクション課題
ゲストスピーカー:水内俊雄さん(所属 大阪公立大学客員教授)
プロフィール:2013年からは西成特区構想の有識者のメンバーとして活動。
大阪市立大学を2022年3月に定年退職し、現在、大阪公立大学客員教授。
西成労働福祉センターに4月から勤務している。専門は都市社会地理学で、
歴史地理的地域誌にも関心があり、『萩まちだより』にてありむら編集長のもと、
誌面作成を楽しんでいる。
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2023年度から西成特区構想は第3期に入ります。
これからの釜ヶ崎(あいりん地域)の再生に向けた取り組みはどうあるべきなのか。
第226回は最新の人口動態の分析から考えてみたいと思います。
近年、西成区は深刻な高齢化に伴って人口減少に直面する一方、在留外国人の急増が見られます。
こうした状況は釜ヶ崎においても顕著です。
西成特区構想では「地の利を活かしたにぎわい創出」と「従来からの強みである社会的包摂の拡充」の
両方が目指されていますが、まずは議論の大前提となる人口動態をしっかり把握することが肝要です。
「人口動態」と言われると何かこむずかしい話に聞こえますが、
要は西成区全体や釜ヶ崎(とその周辺)に、どんな人々が流入して、
逆にどんな層がいなくなっているかということ。
このまちをつくりあげているのは、このまちに住む人々です。
このまちで医療や福祉、住居などを提供している皆さんも、
このまちに住む人々に向けてサービスを提供しているはず。
人口動態は、言わばこのまちの未来を指し示す羅針盤であり、
それを知らずしてこの街の未来は語れません!
「最近、街に外国の人たち増えてきたな」「昔ながらの<釜やん>さながらの姿がめっきり減ってきたな」
「代わりに若い人たちが目立ってきてるけど気のせい?」
「私たちのサービスを提供する対象者はこの先増えていくの?減っていくの?」などなど、
皆さんの質問疑問にゲストスピーカーがバシッと答えてくれる(はずです)。
参加予約不要。
【日時】1月25日(水曜日)18:30〜20:45
【場所】西成プラザ(対面開催のみ)
行き方:JR「新今宮」駅東出口(通天閣側出口)、
または地下鉄「動物園前」駅(6番出口)の太子交差点・南西角。
そこにある太子中央ビル3階(定食屋「宮本むなし」と同じビル)。
【司会】白波瀬達也(釜ヶ崎のまち再生フォーラム事務局長)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
http://www.kamagasaki-forum.com
【参加費】不要
【参加予約】不要
【お問い合わせ】
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
■ 第225回まちづくりひろばのご案内/2022年10月18日(火) |
Date: 2022-10-18 (Tue) |
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大阪・新今宮駅前の新・労働&福祉総合拠点における「ワンストップ窓口」論議への、
京都からの体験的提言
〜先行事例視察シリーズの補強篇(全オンライン/事前予約必要)〜
ゲスト・スピーカー:高橋尚子さん(一般社団法人 京都自立就労サポートセンター 理事・主任)
プロフィール:
就労(就業)支援の総合拠点施設「京都ジョブパーク」内にあって、
生活困窮者への就労支援を中心的に担っておられます。その豊富な経験を基に、
「ワンストップという入口論もさることながら、アウトリーチや(相談や支援の)出口づくりこそたいへん重要」
というお話になるかと思います。
京都ジョブパーク全体像のパワポ報告も、視察したメンバーにお願いしています。
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【日時】 10月18日(火曜日)18:30〜20:30
【司会】白波瀬達也さん(関西学院大学人間福祉学部教授/あいりん地域まちづくり会議有識者委員)
【主催】釜ヶ崎のまち再生フォーラム
【参加費】無料
【申し込み方法】
以下のURLをクリックして、エントリーフォームに必要事項を記載のうえ、そのまま返信してください。
予約者に開催日の3日前をメドにZoomのURLを配信いたします。
https://forms.gle/Edzrr38LoKs5bT466
*見逃し配信を希望される方は、後日そのURLをお送りしますので、
ありむらまでご連絡ください。
【お問い合わせ】
釜ヶ崎のまち再生フォーラム(ありむら潜)
メール:arimura1000@gmail.com
以上
■ 第224回まちづくりひろば実施報告/2022年8月3日(水) |
Date: 2022-08-27 (Sat) |
▼テーマ:「エル・おおさか」内の「OSAKAしごとフィールド」視察
▼講師:松岡 潤 さん 他(大阪府商工労働部雇用推進室就業促進課 就業支援グループ)
▼参加者:11人
●内容:
2020年1月の「グッジョブ・センターおきなわ」、本年6月の「京都ジョブパーク」に続く総合拠点型就労支援施設先行事例訪問の第3弾。
2013年にリニューアルされて、就労支援の総合拠点となった。
他府県の同様の施設を見てきたこともあり、先進性とかインパクトとかはあまり感じられなかった。
生活困窮の求職者に対する直接対応や他団体連携なども乏しい印象。
逆に、そうであるが故に、我々が取り組み中の新今宮駅前・新総合施設とは重複はしないし、
役割分担できる(すべき)という点はしっかり共有できた。
以上
■ 第223回まちづくりひろば実施報告/2022年7月1日(金) |
Date: 2022-08-27 (Sat) |
釜ヶ崎のまちづくりは全国の人々の関心事。その行方は日本社会全体の社会政策的様相に影響するとも言われる。
そこで、今回は釜ヶ崎を良く知る全国の識者たちの知見を集め、
それを第3期西成特区構想有識者提言に反映させようと、開催した。
▼方式:全オンライン
テーマ:全国キーパーソンたちとの公開型オンライン意見交換会
<釜ヶ崎側>
・寺川政司さん(あいりん地域まちづくり会議座長、近畿大学建築学部 准教授)
・同会議・有識者委員(白波瀬達也 関西学院大学教授など)
<全国側>
・奥田知志さん(ホームレス支援全国ネットワーク理事長)
・瀧脇 憲さん(NPO法人自立支援センターふるさとの会 代表理事)
・大崎 元さん(建築工房匠屋)
・高沢幸男さん(寿支援者交流会 事務局長)
・鈴木亘さん(前・大阪市特別顧問)
・川口加奈さん(認定NPO法人Homedoor 理事長)
・勝部麗子(豊中市社協、コミュニティ・ソーシャルワーカー)
・田嶋康利さん(日本労働者協同組合((ワーカーズ・コープ))連合会 専務理事)
・向谷地 宜明さん(べてるの家)
・コルナトウスキ・ヒェラルドさん(九州大学大学院講師)
・マシュー・マール(マット)さん(フロリダ国際大学准教授)
▼参加者:45人
●内容:
以下、意見のやりとりの抜すい。
(1) 当地域の将来像や理念に関すること。
「“普通のまち”論には乗らず、サービスハブという地域独自の役割や魅力を継承すべき」。
⇒これは我々とも共有。町会長さんたちの異論もなんとかクリアしたと認識。
「うちの当事者参加事業では理念の共有が決定的だった。当まちづくりで一番大事にされている理念は?」
⇒「(再)チャレンジのまち」、次いで「子供の声が再び聞こえるまち」などを回答。
(2) まちづくりの主体強化に関する質問や提言も多かった。
当地域住民の構成は、労働者系(生活保護受給者や支援団体も含む)や町会系、子ども・子育て支援系、簡易宿所経営者系など複雑だ。
そのため、「地域住民のエンパワメントの方策を盛り込むべき」と。
「協同組合づくりや中間労働市場形成の視点が欲しい」
「孤立対策や見守りは住民たち自身でできるのか?建替えられた市営住宅ではどうか?」
「子どもたちの地域肯定観の醸成はどうしていく?」
「世間のイメージが悪い大阪ディープサウスだからこそできることを。イメージの悪さはほんとうにマイナス?強みかも」
「近隣の繁華街・天王寺などとは異なる特長を持たせるべし」
「歴史を生かしてギグワーカー支援の街とか。多様な働き方支援が売りの街に」
「センター跡地の新施設を管理運営できる住民の力が不可欠」など。
視聴者からは「生活困難層を受け入れる街とすることを全体で共有しきれていない。そこが弱さ」。
ただ、そこを詰め切ると町会系は崩れる懸念も暗黙に出されている。
(3) ボトムアップ型をさらに深め、住民参加度を強める方策について。
「野宿状態の人々も含めて、隅々にいる住民の声をどう拾っていってる?いく?」「今は実態的にはミドルアップなのでは?」
⇒これには「センターの未来を提案する行動委員会」の地を這うような取り組みも紹介されるべきだったかも。
(4) 提言やビジョンを地域住民や行政にきちんと伝えていくスキルについて。
「みんなが理解できる用語や心をつかむキャッチフレーズに知恵を。行政には施策毎に責任部署を明記して迫るべき」。
(5) 簡易宿所など中間居住資源を生かした居住福祉推進について。
「支援付き住居から(ソフト中心の)居住付き支援の大系への発想転換を」「目立つ空き家の一気の活用方策を」。
(6) 子ども施策について。「地域周辺には子育て支援サービスのインフラが蓄積している。それを区全体にも広げていく発想で」。
盛りだくさんで、続編が期待されて終了した。
以上